2016.11.06 Sun 更新

産後の肥立ちが良い・悪いってどういうこと?産後の過ごし方

「産後の肥立ちが良い」「産後の肥立ちが悪い」という表現を聞いたことはありますか? 肥立ちとは出産でダメージを受けたママの体が妊娠前の状態まで回復することを言います。今回は産後の肥立ちの期間や順調に回復するためのコツをご紹介します。

産後の肥立ちの症状

産後6〜8週間ほどかけて子宮を元の大きさに戻していきます。
ママの一ヶ月検診で問題がなければ普通の生活に戻って良いとされています。
元の生活に戻ることを「床上げ」と呼びます。
帝王切開などで出産時のダメージが大きかった人や、高齢出産だった人は疲れやすいので、少し長めに休んでもいいでしょう。

産後の肥立ちの期間

女性の体は妊娠で大きく変化します。
出産を終えて妊娠以前の状態にまで回復することを産後の肥立ちと言い、現在ではこの期間を「産褥期」と呼びます。
具体的には大きくなった子宮がもとの大きさに戻る子宮復古や、その収縮時に起きる後陣痛、傷ついた産道や子宮からの出血を含む分泌物である悪露(おろ)などを経て回復していきます。

産後の肥立ちとは

悪露(おろ

子宮が収縮する時の痛みを後陣痛と呼びます。

後陣痛

骨盤の復元

産道や子宮の傷からの出血や分泌物が混じったものです。
この悪露が出ている間は傷が治っていない状態なので、湯船につかるのは避けシャワーのみで生活します。

「産後の肥立ちが悪い」とは?

出産時にゆるんだ骨盤は、3〜4ヶ月かけて元に戻っていきます。

産褥期を経てもなかなか体調が戻らず不調が続くことを「産後の肥立ちが悪い」と言います。
具体的には以下のような症状が現れます。

産褥熱

子宮復古不全

子宮や産道の傷口から細菌が感染し、39度ぐらいの高熱が出ます。

妊娠中に大きくなった子宮がなかなか収取せず、悪露が長く続いている状態です。

母乳が乳腺内に溜まることが原因で炎症を起こしたり、さらに細菌が入って化膿することもあります

乳腺炎

産後うつ

食欲不振や不眠、気分の落ち込み、子どもや夫への愛情の喪失など、自分ではコントロールできない精神状態に陥り、その状態が長期間続きます。
マタニティーブルーなどとも呼ばれます。

産後の肥立ちの過ごし方

産後に無理をして骨盤がズレたまま固まってしまうと、血液やホルモンの流れが悪くなり尿もれや腰痛などの体調不良を引き起こすことがあります。

尿もれや腰痛

医学が発達していなかった昔は母体の栄養状態が悪いことが多く、最低でも産後1ヶ月は安静にして過ごすようにいわれてきました。
しかし最近ではまったく動かずに寝たままで休養していると、エコノミー症候群と同じようなことが起きるリスクがあり逆効果だといわれています。
産後であっても多少は動いたほうがいいそうです。

適度な運動

出産後3週間くらいは、自分の身の回りのことや授乳で体を動かします。
この間、赤ちゃんのお世話や家事は家族にまかせておきましょう。

十分な睡眠

赤ちゃんの授乳は昼夜問わず必要なためほとんどのママは寝不足になります。
昼間でも赤ちゃんが寝ている間は、隣で一緒に寝て体を休ませてあげましょう。

バランスの取れた食事

産後は体の回復だけではなく母乳をつくるためにも十分な栄養が必要になります。
バランスの取れた食事を意識して、特にタンパク質やカルシウム、鉄分を積極的に摂取しましょう。

まとめ

妊娠・出産という大仕事を終えたママ。
体力が通常の状態に戻るまでには少し時間がかかります。
一説では産褥期に無理をしてしまうと、更年期の健康状態にも影響を及ぼすと言われています。
あせらずにゆっくり心身ともに休ませてあげましょう。
6〜8週間を過ぎても体調不良が続く場合はすぐに専門医に相談してくださいね。

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