チーズにはたんぱく質、カルシウム、脂質、ビタミンなど多くの栄養素が含まれています。
特に多く含まれるたんぱく質は、筋肉や内臓だけでなく、血液、皮膚、髪など体のさまざまな部分を成長させるために必要不可欠な要素です。また骨を丈夫にするカルシウムは、牛乳などよりも吸収率が高いと言われています。
皮膚の健康に必要なビタミンAやビタミンBが含まれているのも魅力の一つですね。
赤ちゃんの乳児湿疹が気になるママも多いのでは?赤ちゃんのツルツル美肌を守ってあげたいですね。
チーズに含まれる栄養
チーズの基礎知識
チーズは、とろとろした食感や、パリッとしたものなど、味だけでなく食感もおいしい食材ですよね。
使い方にさえ気をつければ、離乳食初期から使えます。
安心して赤ちゃんに食べさせるためにも、離乳食ならではのチーズの基礎知識を学んでいきましょう!
離乳食にチーズはいつからなら大丈夫?
離乳食でのチーズの使い方
チーズとは、牛・山羊・羊などの乳を原料に発酵・熟成させた食材です。
ですのでチーズの種類によっては、牛乳の10倍の栄養が摂れると言われています。
また、牛乳と比べると乳糖が少ないため、お腹が緩みやすい乳糖不耐症の子どもにもチーズはおすすめです。
チーズを離乳食へ使うことの効果
チーズというものは長期保存に向いている食材です。
乾燥防止のためラップで包み密閉容器に入れて、湿度が高い冷蔵庫の野菜室などに保存しておくと良いでしょう。
また、加熱するなら冷凍保存も可能です。
急速冷凍し再冷凍しないことを心がけてくださいね。
チーズの保存方法
離乳食中期(7〜8ヶ月)
実際にいつから食べさせるものでしょうか。
もちろん、一番はじめの離乳食は10倍粥から始めていきますが、お粥や野菜を食べ進めて、たんぱく質に慣れた頃からを考えておきましょう。
初めてのチーズには、油分と塩分が少ないカッテージチーズがおすすめです。
アレルギーを持っている可能性も考えて、まずは小さじ1杯から始めて、万が一のことを考えて病院を受診できる平日からはじめると良いでしょう。
湯冷ましでのばしたり、スープに混ぜると食べやすくなるので、熱を加えることから食部tアレルギーや下痢などが抑えやすくなるようです。
離乳食初期(5〜6ヶ月)
中期の2回食になると、食べる量も増えてくるでしょう。しかし、注意してください。チーズには塩分が多く含まれています。
塩分の摂りすぎは、内臓が未熟な赤ちゃんには腎臓疾患のリスクが高まります。
離乳食期の塩分量は、中期0.1gまで後期0.3gまで完了期0.6gまでとされています。
中期には粉チーズも使えますが、かけすぎないように、スプーンなどに出してから使用しましょう。
離乳食完了期(1歳〜1歳半)
後期になると、3回食のスタートしますね。
好き嫌いや食の細い赤ちゃんなど、ママはメニューに苦労するのではないでしょうか。
この時期には、味や食感があるチーズも食べられます。
バリエーションを増やすために、野菜たっぷりのスープやリゾット、おやつにチーズを加えてみるのもいいかもしれませんよ。
離乳食後期(9〜11ヶ月)
チーズの栄養たっぷりの離乳食で健康な食事を
完了期になると、色々なチーズが食べられるようになります。
しかし、種類によっては脂肪分が多いものもあります。
赤ちゃんのお腹には負担になるので油断せずに、少しずつ進めましょう。
離乳食作りは大変ですよね。
特に新米ママは少しでもたくさん栄養のあるものをと、食べる量など毎回頭を悩ませているのではないでしょうか?
赤ちゃんの頃の好き嫌いは大人とは違い、微妙な舌触りや少しの味で変化するものです。
神経質になりすぎることなく、栄養も風味も豊かなチーズを上手に利用してくださいね。