ただし、妊娠初期は体調面も精神面も不安定になりやすい時期です。
つわりで具合が悪くなったり、仕事に影響がでることもあります。
サポートしてもらうためにも、まずは直属の上司に妊娠報告をしておくのがいいでしょう。
安定期に入る前でも、上司にだけは報告したという方が多いようです。
妊娠したからといって必ずしも仕事を辞める必要はありません。
あなたが「働きたい」と思う間は辞める必要はないですし、職種によっては出産ぎりぎりまで仕事を頑張るママもいるようです。
妊娠がわかったらどうすればいい?
妊娠初期にあたる妊娠12週目までは、流産をしやすい時期といわれており、流産全体の8割を占めます。
この初期流産は、染色体異常など、胎児側に何らかの原因があることがほとんどで、残念ながら予防することができないと言われています。
つまりママの生活スタイルは関係がないということです。
仕事をするしないに関わらず、このようなリスクがあることは知っておきましょう。
妊娠初期は流産をしやすい時期
吐き気・つわり
妊娠初期に多い体調のトラブル
仕事を続けることに全く悪影響がないというわけではありません。
立ち仕事や冷えや疲れ、ストレスなどは流産や切迫流産の原因のひとつと考えられています。
また、オランダの医療機関の研究では「妊娠中の立ち仕事の女性の胎児は、胎児の体重が平均より軽く、頭囲も平均より小さい」という結果がでているそうです。
妊娠がわかったら・妊娠を考えている場合は、自分の今の働き方について見直してみましょう。
妊娠初期に仕事を続けるリスクは?
妊娠初期に立ち仕事をしてはいけない?
個人差があり、何のニオイに反応してしまうかは様々ですが、食べ物だけではなく社内や満員電車のニオイがダメになってしまうケースもあります。
ニオイに過敏になる
妊娠するとお腹が膨らむ前から様々な体の変化が現れます。
吐き気や嘔吐、立ちくらみなどの体調不良は妊娠初期から始まります。
妊婦さんに立ち仕事はやらせてはいけないといいます。
これは妊娠初期からおすすめできないことです。
全くしてはいけないということではないですが、長時間に及ぶ場合は注意が必要です。
どうしてもしなければいけない環境では、休憩をこまめにとる、体調不良を感じたら休ませてもらうなどの対策をとりましょう。
妊娠がわかったら無理をしないで!
妊娠中に軽易業務への転換希望を会社側が受け入れることは、労働基準法で定められています。
どうしても立ち仕事がきついと感じる場合には、上司に配属先を変えてもらうなどの相談をしましょう。
その際には医師に相談して、診断書をもらったり、母子手帳にある「母性健康管理指導事項連絡カード」を記入してもらったりするといいですよ。
このカードは医師から事業主へ妊産婦の状態を明確に伝えるためのものです。
妊娠がわかったら職場の配置換えはしてもらえる?
妊娠中に赤ちゃんを守れるのはママだけです。
つらいと感じたら無理をせずに配置換えや休みをもらいましょう。
もちろん仕事を辞めることも選択肢の一つです。
働きたいと思うママも、ヒールの高い靴を避けたり、重い物は持たないようにしたり、いつもより自分の体を大事にしてあげてくださいね。