2016.12.25 Sun 更新

赤ちゃんの歯磨きってどうすれば良いの?その方法と歯磨きテクニック

赤ちゃんは日々成長していきますよね。半年を過ぎてかわいらしい歯が生えはじめたら歯磨きについて考え始めると思います。赤ちゃんの歯は大人と違ってとてもデリケートなので、大人と同じ感覚で歯磨きをするとかえって赤ちゃんの口の中を傷つけてしまうかもしれません。正しい歯磨き方法で赤ちゃんを虫歯から守ってあげましょう。

実際に歯を磨く時に、まず注意すべき点が2つあります。

赤ちゃんの歯を磨く時に注意すること

はじめは歯ブラシは必要ありません。
綿棒や濡らしたガーゼなどで、口の中のネバネバや歯の表面の汚れを拭き取るくらいで大丈夫です。

赤ちゃんの口の中の健康のためにも、歯磨きはしっかりしてあげたい、だけどどのタイミングで始めたらいいのか分からない。
こういう悩みを持つママやパパもいるのではないでしょうか。
まずは赤ちゃんの歯磨きをいつ始めるか、ということについては最初の歯が生えた時からになります。
赤ちゃんの歯はまず下の前歯が2本生えてきますが、この時期はまだ間食も少ないですし、赤ちゃんの唾液の自浄作用で清潔に保てるので、磨くというよりは赤ちゃんに歯を磨くということに慣れてもらいましょう。

赤ちゃんの歯磨きはいつから始める?

磨くためのテクニックを覚えましょう

赤ちゃんの歯が上下、両方の前歯が生え揃ったらいよいよ歯ブラシを使い始める時期です。
このころまでに、赤ちゃん自身に歯ブラシを使えるようにしておくと良いでしょう。
歯ブラシは、乳幼児用の小さな、歯や歯茎に優しいものが市販されているものを選びましょう。
歯磨き粉についても、乳幼児用に色々な種類のものが売られていますが、万が一飲み込んでも危険のない、「歯磨きジェル」がおすすめです。
これについては発泡剤や研磨剤などの薬剤が入っていないことを事前に確認しましょう。

上下両方の前歯が生え揃ったら歯ブラシスタート

赤ちゃんの歯というのは、まだ柔らかく大人と同じ感覚で磨いてしまうと赤ちゃんの歯だけでなく口の中も傷つけてしまいかねません。
また、大人用の歯ブラシや歯磨き粉は、赤ちゃんにとっては刺激が強すぎるので使わないようにしましょう。

・ゴシゴシと強く磨かない
・大人用の歯ブラシ、歯磨き粉を赤ちゃんには使わない

歯科検診について

また、上の前歯の上にある小帯(唇と歯茎をつないでいるスジ)に歯ブラシを当てると痛がるので、必ず人差し指で保護しながら磨きましょう。
これが原因で歯磨きが嫌いになる赤ちゃんは多いそうですよ。

赤ちゃんの歯を優しく磨くためには、歯ブラシは鉛筆を持つような形で、できるだけ力を抜いて、撫でるくらいの感覚でも歯ブラシの毛先が当たっていれば十分に汚れは落ちていきます。
赤ちゃんの歯は柔らかいのでくれぐれもゴシゴシと力を入れないようにしましょう。

市などの歯科検診は、1歳半に行われるところが多いようです。
そこで初めて歯科検診デビューとなる赤ちゃんが多いですが、赤ちゃんの口の中にははじめこそ虫歯菌はいませんが、徐々にリスクは高くなってきます。
将来のことを考えた上でも、検診デビュー後、定期的に歯科医院を受診するようにしましょう。
いくらちゃんと磨いているといっても、知らずのうちに磨き漏れがあったりする可能性は高いです。

毎日行う歯磨きだからこそ、間違った歯磨きをしてしまうと、赤ちゃんが痛がったり嫌がったり、虫歯になるリスクが高くなってしまいます。
赤ちゃんのお口の健康のためにも、正しい磨き方を覚えておきたいですね。

おわりに

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