2016.03.07 Mon 更新

うまくいくの?どうすればいいの?男の子・女の子の産み分け方法

妊娠を望む際にパートナーと「男の子・女の子どちらが良い?」という様な話題が出ることはありませんか?赤ちゃんの性別はどのように決まるのでしょうか?そして、産み分けは可能なのでしょうか?色々な説がありますが、できるだけ希望を叶えられるように意識して見ても良いかもしれません。そこで、産み分けの方法についてまとめてみました!

男の子と女の子。肝心な産み分けは?

赤ちゃんの性別は卵子に受精した精子の種類によって決まります。
精子はX染色体かY染色体という細胞を持っており、一方卵子はX染色体のみを持っています。
X染色体の精子が卵子と結合すると、XX染色体となって女の子が生まれ、Y染色体を持つ精子が卵子と結合すると、XY染色体となって男の子が生まれるのです。
赤ちゃんの産み分けに重要なのは卵子ではなく、精子なのです。

そもそも、赤ちゃんの性別の決まり方は?

男の子と女の子の産み分け法をしっかり理解して実行すれば、男の子も女の子で約8割の確率で成功することができるそうです。
ただし、 生理周期が規則正しいなど、「産み分けしやすい体」であることが前提です。
最先端の医療技術を駆使すれば、理論的には100%に近い成功率を実現できるはずですが、倫理的な側面から自粛されています。

産み分けの成功率ってどれくらい?

妊娠・出産は自分の力でコントロールすることができません。
だから「赤ちゃんは授かり物」という言い方をされています。
しかし!妊娠を望んでいる人のなかには、「できれば女の子が欲しい!」「男の子が欲しい!」と性別の希望がある人もいるでしょう…。
今回はそんな方のために「性別の決まり方、基本的な男の子と女の子を産み分ける方法」についてご紹介します。

・酸性に強くアルカリ性に弱い
・寿命が2~3日と長い
・Y染色体よりも数が少ない
・動きが遅い

X精子(X染色体で女の子になる)

まずはX精子とY精子の特徴について説明します。

女性の膣内と子宮内は状態が違うんです。
膣内は酸性ですが、子宮内はアルカリ性です。
しかし、排卵日が近づくと膣内もアルカリ性に傾くという特徴があります。
また、性行為において女性が満足するとアルカリ性の粘液が分泌されて膣内がアルカリ性に傾きます。
この特性は産み分けに影響を与えます。

膣内の状態が産み分けに影響する!

産み分けは上記の特徴を利用します。
「Y精子の数はX精子の2倍」という特徴をみると、男の子の方が産まれやすいの?と思ってしまいそうですが、
膣の入口が酸性になっていて、多くはそこでなくなってしまうので、男女が生まれる確率は約50%なんだそうです。

・アルカリ性に強く酸性に弱い
・寿命が1日だけ
・数がX染色体の約2倍
・動きが早い

Y精子(Y染色体で男の子になる)

つまり、膣内が酸性だと、酸性に弱いY精子(男の子になる精子)は生き残ることが難しく、X精子(女の子になる精子)が生き残りやすいので、女の子が産まれやすくなります。
逆に膣内がアルカリ性だと男の子が産まれやすいのです。

産み分けで一番重要なポイント、それは「性行為をいつするか」です。

産み分けで一番重要なポイント

女の子を産みたい場合

そもそも、「妊娠」は、卵子が排卵される「排卵日」に精子と結合して受精卵になり、子宮内膜に着床すると「妊娠」が成立します。
「膣内が酸性かアルカリ性か」と「卵子と結合するまで生き残ることができるか」の2点を考えることで、卵子にたどり着く精子をX精子かY精子かをある程度コントロールすることができるのです。

女の子が欲しい場合にできることはいくつかあります。
以下の方法を実践することで、女の子の産み分けに成功する可能性を高めることはできます。

精液を薄めておく

ただし、この方法は排卵日を正確に予測することが大切なので、間違えるとかえって男の子が生まれやすくなるかもしれません。

膣内は酸性に保たれていますが、排卵日が近づくとアルカリ性になる特徴があります。
そのため、排卵日当日よりも、排卵日の2日くらい前のほうが膣内は酸性に近いのでX染色体をもつ精子が残りやすくなります。また、寿命が長いのも特徴なので、排卵日の2日前に性行為をしておけば受精時にX染色体だけが残る可能性も高くなります。

排卵日の2日前に性行為を行う

性行為はあっさりと

精液を溜め込むほど、数の多いY染色体の比率が多くなります。
数の少ないX染色体の比率を上げるには、できれば3日に1回、最低でも1週間に1回は射精をしておいて精液を薄めておきましょう。

性行為中に女性がオルガスムに達してしまうと、膣内にアルカリ性の分泌物が増えてしまうのでY染色体をもつ精子が活発に動けるようになります。そのため女性がオルガスムに達しないように、性行為はあっさりめに行うようにしましょう。

男の子を産みたい場合

男の子が欲しい場合は膣内がアルカリ性の状態になっていることが望ましいですね。
つまり排卵日近くに夫婦生活を送ることが大切です。次のようなポイントを意識してみましょう。

基礎体温を測る

膣内がアルカリ性に傾く排卵時期を、できるだけ正しくつかむために、まずは基礎体温を測りましょう。
基礎体温は安静時の体温のことで、排卵時期を境に低温期と高温期の二相となるのが正常な状態です。
この低温期と高温期との境が排卵時期で、測りはじめて2周期あたりからおおよその排卵日を予測することができます。
注意したいのは、基礎体温のデータ変化と排卵の動きには個人差があることです。

排卵検査薬を使用する

基礎体温の測定と並行して排卵検査薬を使うと、排卵日をさらに絞り込むことができます。
排卵検査薬は、排卵前から増えてくる黄体刺激ホルモンの数値を感知する検査薬です。
基礎体温を数周期測ると生理周期の日数や排卵のタイミングが徐々につかめてくるので、排卵日と思われる一週間くらい前から排卵検査薬を使うといいでしょう。

排卵時期の体の変化をチェックする

女性は排卵日が近くなるとおりものの分泌が多くなります。
また排卵の刺激による下腹部の鈍痛を感じることもあります。
これらの自覚症状には個人差がありますが、排卵時期に決まってこうした症状が出る場合は、基礎体温や排卵検査薬の結果とあわせてチェックするといいでしょう。

排卵日に必ず性交渉を行う

女性の膣内が最もアルカリ性に傾くのは排卵直前です。
基礎体温や排卵検査薬の結果でおそらくこの日が排卵日だろうと予測できたら、できるだけ性交渉を行いましょう!

産み分けに大切なことは?

産み分けに失敗しないためには、「排卵日の把握」と「避妊」の2つを忘れないでくださいね。
排卵日の予測を間違えたり、いつも避妊せずに性行為をしたりしていると、産み分けのタイミングを狙っても、違うタイミングで受精する可能性があります。

染色体の研究や医療技術が発達した現代だからこそ選択できる産み分け法ですが、100%希望の性別を選べるとは限りません。女の子、男の子、どちらを授かったとしても、かけがえのない命です。
まず妊娠できること自体が奇蹟に近いこと。授かった命を笑顔で迎えて、大切に愛してあげてくださいね。

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