2017.01.10 Tue 更新

赤ちゃんのつたい歩きの時期について。危険から守ってあげるために注意すべきこと

初めてつかまり立ちをした時は、ママもパパも子供の成長にとても感動しますよね。そしてつかまり立ちをした後は、つたい歩きが始まります。好奇心旺盛な赤ちゃんなら立ったと思ったらすぐに歩き出すような子もいるようです。しかしつたい歩きには危険がたくさんです。赤ちゃんの安全のためにも注意すべきことをまとめました。

つたい歩きの準備と注意点

つたい歩きを始める時期については個人差があるのではっきりとは言えませんが、つかまり立ちを始める時期が早いほど、つたい歩きを始める時期も早くなります。
早い赤ちゃんでは生後7ヶ月頃、多くのあかちゃんは9〜10ヶ月頃に始めることが多いと言われています。
生後10ヶ月を過ぎても赤ちゃんがつたい歩きどころかつかまり立ちもしない、と不安に思うママもいつかもしれませんが、赤ちゃん一人一人の筋肉のつき方や性格によって時期が遅くなることはよくあることなので、気長に待ってあげるようにしましょう。

つたい歩きとは、赤ちゃんが手で壁やテーブル、ソファなどを支えながらも少しずつ足を動かして移動することを言います。
つかまり立ちができたからと言って筋肉やバランス感覚が十分というわけではなく、まだまだ足腰の筋肉だけでは歩けません。
手で体を支えながら一歩一歩足をずらすように自分の進みたい方向へと向かっていきます。

つたい歩きを始めるのはいつ?

床の上

また、テーブルクロスをかけている場合は、赤ちゃんが引っ張ってそのままテーブルの上に置いてあるものごと転倒してしまう可能性があります。
極力テーブルクロス、ソファーカバーなど、引っ張ってずれてしまうものは手の届かないところに置いておくか、外してしまいましょう。

今まではテーブルの上に置いておけば安全だった物も、テーブルの上に手が届くようになると、とにかく手にとって口に入れたがります。
誤飲してしまいそうなサイズの物や、大切なもの、落ちたら割れてしまうような物には特に注意しましょう。

テーブルや椅子の上

つたい歩きを始める前のつかまり立ちの時期から、赤ちゃんの転倒による事故でケガをすることがどうしても多くなってきます。
いくら注意してもどうしようもないことはありますが、事前に周囲の安全確保だけは忘れないようにしましょう。

引き出し

つたい歩きをしている時に一番怖いのが、家具の角や壁の角に頭や目をぶつけてしまうことです。
そういう箇所にはL字の衝撃吸収材を事前に取り付けておきましょう。
また、家具自体を押したり引いたりして倒してしまわないよう、L字フックや突っ張り棒などで固定することも忘れないようにしましょう。
小さな本棚やラックなど、意外に倒してしまいかねないものが家の中に多いかもしれませんよ。
また、階段がある家庭は、ベビーゲートなどでしっかりと入れないように準備しましょう。

家具や壁の角

もちろんテーブルや椅子の上だけでなく、赤ちゃんの移動可能な範囲の床の上、立っている場所の半径1mに物が落ちていないか気をつけましょう。
また、床がフローリングの素材であれば、転倒時に赤ちゃんへの衝撃が大きいです。
畳やジョイントマットなど、衝撃を吸収してくれる素材の上で立たせるようにした方が良いでしょう。

つたい歩きの前にハイハイ時期から使っているママも多いかもしれませんが、赤ちゃんは立って歩けるようになると高い位置の引き出しも開けようとします。
低い位置の引き出しにだけストッパーをつけていた家庭は、赤ちゃんが立った状態で手を伸ばして届く範囲の引き出しにもストッパーをつけるようにしましょう。

さいごに

冬の時期にストーブやヒーターを使っている家庭は、倒してしまうこともそうですが、やけどする可能性もあるので特に注意しましょう。
ヒーターやストーブには周りを囲う柵を用意しましょう。

ヒーターやストーブ

いかがでしたか?つかまり立ちからつたい歩きを始めると感動も大きいですが身近なところに危険がたくさんあることを忘れてはいけません。
ちょっと目を離した隙に、というのはよく聞く話です。
事前に安全策を十分に取った上で、楽しい育児ライフを送れると良いですね。

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