2017.01.11 Wed 更新

どうなったら妊娠が成立したと言えるの?妊娠までの流れについてのまとめ

妊活をはじめると、排卵日などに非常に敏感になると思います。特に妊活時は排卵日に合わせて性行為を行なうことが多いかと思いますので、妊娠への期待や不安なども多いと思います。ここでは、そんな不安を少しでも和らげて頂く為に、妊娠までの流れについて、まとめてみましたので是非参考までにご確認いただけると幸いです。

無事に受精できたら、受精卵は卵管を通って子宮へと移動します。
その後、子宮内膜に受精卵が根付きます。これを着床と呼びます。
この着床までの期間は、受精してからおよそ7日間です。

受精〜着床

そもそも受精できる精子は、よく聞くように選び抜かれた精子であり、99%の精子がたどり着くまでに死滅してしまいまんです。
ですので、一般的には排卵日に性行為をしたとしても、受精できる確率は10〜20%程度なんです。
それ故に、受精できる精子と卵子は奇跡といえますね。

妊娠するにはまず、受精することが大事になってきます。
受精とは、精子と卵子が結びつく現象です。性行為中に射精された精子は、子宮口から子宮頸管へと進み、子宮腔〜卵管、さらに卵管采へと向かい、そこまで無事にたどり着いた精子のみが排卵された卵子と結びつくことが出来、受精するのです。

まずは受精

よく受精した日を妊娠した日だと思っている人がいますが、それは間違いです。
受精卵が子宮内膜に着床してからはじめて、女性ホルモンが変わったり妊娠初期症状が現れますので、着床した=妊娠したと言えるでしょう。
産婦人科での検査では、心拍が確認されたら初めて妊娠の成立、確定となりますので、それは着床から何週間も後のことになるでしょう。

妊娠の成立はいつから?

排卵から受精まではだいたい1日弱で、排卵から着床までは2週間程度しかありません。
精子がたどり着けさえすれば、あっという間に妊娠へ向かっていきますね。

その間、たった一つの細胞だった受精卵は、細胞分裂を繰り返しながら子宮へと進み、子宮膣内にある子宮内膜に着床します。
この着床完了までは平均的に5日ほどです。

妊娠した人の中には、妊娠した日を明確にする為に受精日も知りたいという人もいます。
受精日は先述したように、精子と卵子が結びついた日ですが、排卵日と同日と考えて良いと思います。
ただ、生理周期が不安定な人の場合は、正確に計算するのが難しいのですが、最後の生理がきた日からおよそ14日〜21日程経過した日だと思って良いでしょう。
生理不順の人の場合、排卵日は予測しずらいですが、1週間ほどの誤差は生じるものですので、神経質に考えなくても大丈夫です。

受精日が気になる方へ

産婦人科へ検査へ行き妊娠が確定すると、妊娠週数を把握するようなりますが、では妊娠週数はいつから数えたら良いのでしょうか?
妊娠0週は受精した日でもなく着床した日でもなく、最後の生理が始まった日を0週とカウントします。
妊娠週数の把握は胎児の成長を検査する上でも大切になってきますので、しっかりと把握するようにしましょう。
その為には、妊活を始めた時から、基礎体温と生理日をチェックしておくようにしましょう。

妊娠週数の数え方

最後に

本当に妊娠というのは偶然の積み重ねです。
もちろん今生きている私たちも、その偶然の積み重ねで産まれてきていますので、感慨深いですよね。

妊活中にめでたく妊娠できた人は、その奇跡に感謝しつつ、赤ちゃんが産まれてくるまで大切にその時間を噛み締めながら、過ごしてくださいね。
妊娠までにどれくらいの時間がかかるのか、どういった流れなのかを把握しておくことで、望むタイミングでの妊娠も可能ですので、是非自分で把握するようにしてみてください!

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