舌を出して遊んでいる
赤ちゃんによりけりですが、口に対して舌が大きかったり、長かったりすると口の中に収まらずにペロペロと舌が出てしまうことがあります。
舌の大きさや長さというものは成長と共に自然と口も大きくなるので特に心配する必要はありませんよ。
舌が大きい
いくつか考えられますので、赤ちゃんを見て当てはまるか参考にしてみてくださいね。
赤ちゃんが舌をペロペロさせる理由とは
赤ちゃんと遊ぶ時に、いないいないばぁ、など舌を出して遊んだりしていませんか?
赤ちゃんはなんでも真似をしたがります。
親の真似をして舌を出しているのかもしれません。
大人の真似をしている
これは分かりやすいかもしれませんね。
お腹が空いてミルクが欲しくて口から舌を出していることもあります。
授乳前によく舌を出していないかみてみると分かりやすいかもしれませんよ。
お腹が空いているサイン
赤ちゃんにとっては自分の体でさえ興味の対象になります。
口の中に舌があるのは当たり前ですが、赤ちゃんにとっては舌を出したり引っ込めたりすることが新鮮で楽しんでいるのかもしれません。
また、手や指、物の感触を確かめるためにペロペロと舌を出していることもあると思います。
鼻の病気
舌を出す可愛らしい行為につられてついつい見逃してしまうかもしれませんが、何かしらの病気にかかっている可能性も考えられます。
病気の可能性
舌を出すということは口が空いているということで、もしかしたら鼻での呼吸がうまくできていない状態かもしれません。
鼻呼吸がうまくできていない場合、授乳中に続けて飲むことができずに途中で飲むのをやめることが多くなるので、気になる方はよく観察してみましょう。
クレチン症
自閉症の症状のひとつとして舌を出すという行為があります。
もちろん、これだけでは判断できないものですが、他にも笑ったり泣いたりといったことをあまりせず、呼びかけても反応が薄い場合は自閉症の可能性もないとはいえません。
自閉症
おわりに
クレチン症は先天性甲状腺機能低下症といわれるもので、生まれつき甲状腺ホルモンが少ない病気です。
クレチン症の症状のひとつに舌が大きくなってしまうというものがあり、大きくなった舌を口の中に収めることが出来ない状態になります。
舌を出すことは悪いことではありませんが、歯並びが悪くなる原因になったり、口臭がする、口呼吸が癖になるなどのデメリットもあります。
赤ちゃんが小さいうちは気にしなくても大丈夫ですが、ずっと続けている場合は医師に相談してみるといいですよ。