2017.02.14 Tue 更新

つわりで何も食べられない…食べられないときの対処法についてまとめました。

妊娠初期に起こる最初の試練とも言える「つわり」は、多くの妊婦さんが悩まされている生理現象です。 妊娠4~6週くらいから始まり、妊娠12~16週から次第に落ち着いてくると言われていますが、個人差が大きくあるため、つわりの乗り切り方も個人によって大きく異なります。 今回は「つわりで食べられないときの対処法」についてご紹介します!

つわりで食べられないけど赤ちゃんは大丈夫?

また、妊娠後期になると、突然つわりのような症状が現れることがあります。
これが「後期つわり」と呼ばれるものです。
大きくなった子宮が消化器官を圧迫することで、食欲不振や胃痛、胸焼け等の症状が現れるとされています。

ピークは過ぎても、安定期以降もつわりの軽い症状が続いて気持ち悪くなることがあります。
一度良くなったから…と言って、油断や無理は禁物ですよ。気をつけてくださいね。

つわりのピークには個人差があり、はっきりと言えませんが、平均的な時期としては妊娠8~11週頃です。
安定期に入る妊娠16週頃には落ち着いてきて治まると言われています。

つわりのピーク

食べられるものを探す

妊娠に伴って現れる様々な不快症つわりは、吐き気を催すきっかけは人それぞれ。
食べ物を食べることだけでなく、食べ物の臭いや空腹ですら吐き気を強く感じてしまいます。
あまりにもひどいつわりで、食事を食べられないときの対処法は以下の通りです。

つわりで食べられないときの対処法

赤ちゃんのことを考えると栄養バランスのとれた食事をとるべきです。
ですが、つわりで苦しんでいるときは、そんなこと言えませんね。
つわりの間は、妊婦さんの体力を維持することが優先されます。
妊娠初期では、胎児は母体に蓄えられた栄養でも育つとされています。
なので、食事を満足に食べることができていない場合でも、赤ちゃんへの影響は小さいと言われています。
栄養をバランスよくとるのは、つわりが治まってからでも充分間に合いますよ。

少量の食事を1日にたくさんとる

つわりの最中は食欲不振や吐き気が起こるので、水さえ飲むことができなくなることがあります。
脱水症状にならないように、どうにか水分を補給しましょう!
食欲増進効果のあるレモンジュースや、吐き気そのものを抑えてくれる生姜湯は飲みやすいとされています。
一度試してみてくださいね。

水分補給を心がける

つわりで食べられないときは色々な食べ物を食べて、自分が食べられる物を見つけるようにしましょう。
一般的に水分が多く冷たいものは食べることができる場合が多いので、とりあえず冷やした果物やそうめん等を試してみてくださいね。
今まで食べていかなかった物を改めて食べてみると、食べられたりしますよ。
味覚が変わっているのかもしれませんね。

1回あたりの食事量を減らし、1日の食事の回数を5〜6回と増やしてみましょう。
一度にたくさんの量が食べられないようでしたら小分けにして食べるようにしてくださいね。

妊娠悪阻の場合どうする?

唾液の分泌を促し食欲を増進してくれる効果が期待できるエン酸を豊富に含む酸味のある食べ物を積極的にとるようにしましょう。
また、生姜は吐き気を抑える効果もあるので、なるべく摂取するようにしてくださいね。

酸味のあるものや生姜を食べる

いかがでしたか?
つわりで1日中ずっと吐き気や食欲不振に悩まされて、何も食べられないことが多くあります。
まずは食べられる物を食べて水分を補給するようにしてくださいね。
辛くて苦しいつわりにもいつか終わりがきます。前向きに捉えてつわりを乗り越えるようにしてくださいね。

つわりがひどすぎて全く食べることができず、何度も繰り返し嘔吐してしまい、水分が全く補給できず、体重が5%以上減ってしまった場合、妊娠悪阻と診断されることがあります。
妊娠悪阻の場合、軽度であっても入院して安静にしながら治療しなければいけません。
「1日に何度も嘔吐している」「水すら飲めない」「体重が急激に減少している」「トイレの回数が極端に減った」等の症状が見られたときは、できるだけ早くかかりつけの病院を受診するようにしてくださいね。

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