2017.03.02 Thu 更新

子どもの口内炎って何が原因?症状や治療法は?

大人でも口内炎になると、口の中が痛くて何かを食べたり飲んだりするのが大変ですよね。 それは子どもも同じで、食事を嫌がるようになったり、なぜかずっと期限が悪かったりすることがあるようです。 「最近食欲がないな」、「なんだか食べにくそうにしているな」と感じた時には、口内炎が原因かもしれません。 そこで、今回は子どもの口内炎の原因、症状、治療法などについてご紹介いたします。

アフタ性口内炎

ヘルペスウイルスに感染することで起こります。
複数の水疱ができ、水疱が破れた時に激しい痛みを感じます。
歯茎の晴れやかさぶたの様な発疹が出来ることがあります。

ヘルペス性口内炎

口の粘膜が炎症を起こした状態が「口内炎」です。
その炎症を起こす原因のほとんどがウイルス感染によるもので、次にような種類があります。

子どもの口内炎の原因って?

コクサッキーウイルスA6、A16、エンテロウイルス71(EV71)などに感染することで引き起こされ、周りが赤く中が白っぽい米粒大の水疱ができます。
口の中に出来た水疱が潰れると潰瘍になることがあり、痛みを感じます。

手足口病

エンテロウイルス属に属するウイルスによって引き起こされる夏風邪の一種、ヘルパンギーナの症状として口の中や喉の中央に水疱ができます。
水疱に物が触れると痛みを感じます。

ヘルパンギーナ

円形や楕円形の白っぽい色の潰瘍ができます。
潰瘍部分の縁が赤く腫れて物が触れることによって痛みを感じます。
自然治癒することがほとんどですが、再発しやすいという特徴があります。

口内炎の多くは、しばらく様子を見ている内に約1週間程度で自然に治ります。
しかし、口内炎の痛みが強くて子どもが食事をあまり摂れていないときや、38度以上の発熱がある場合になどには病衣を受診するようにしましょう。

子どもの口内炎って何かに行けばいいの?

免疫力の低下や口腔内が不潔な状態だと、口腔内の常在菌であるカンジダというカビの一種が異常繁殖して引き起こされます。
白い苔のようなものが口の中に発生して、それを剥がすと赤い粘膜が露出して食べ物や飲み物がしみることがあります。

カンジダ性口内炎

耳鼻咽喉科や小児科を受診するのが一般的ですが、病院によっても違いますのでまずは電話などで相談してみるといいでしょう。
病院では問診と視診によって診断されることが多いようですが、症状によっては口内炎が他の病気のサインとなっていることもありますので、血液検査などを行うこともあります。

病院を受診した時には、その症状に合わせて抗ウイルス剤や解熱剤、軟膏などの薬を処方されるので正しい用法用量で使用するようにしましょう。
また、薬での治療以外でも自宅でケアしてあげることによって、口内炎の症状や痛みを抑えてあげることが出来ます。

子どもの口内炎のホームケアって?

また、しみることを嫌がって水分が十分に摂れておらずに脱水を起こすことがあります。
特に夏場など汗を書きやすい時期には、刺激にならずに子どもが飲むのを嫌がらないものでこまめに水分補給をしてあげて下さい。
口内炎の原因となるウイルスは乾燥した状態を好みます。
なので、こまめに水分補給することで口の中を乾燥させないようにすることでも、口内炎の悪化を防ぐことが出来ます。

熱いもの、酸っぱいもの、刺激になるものは口内炎が出来ている箇所に触れると刺激になって痛みが増すことがあるので避けるようにしましょう。
口内炎で食事が取りにくい時にはゼリー、ヨーグルト、うどんなどの柔らかくて食べやすい物を子どもに食べさせてあげて下さい。

また、そもそも口内炎が出来るのを予防するためや、治った口内炎を再発させないために毎日の歯磨きを欠かさずに行なって、口の中を清潔な状態に保つようにしましょう。
ビタミンB1、B2、Eを積極的に食事に取り入れることでも口内炎の予防につながりますので、栄養バランスを考えながら食事をするようにしましょう。

まとめ

子どもは口の中が痛いと感じていてもうまく伝えることが出来ないかもしれません。
何となく機嫌が悪くて食欲もないような時には、口内炎ガ原因となっていることもありますので、毎日の歯磨きのときなどに口の中の様子も気にかけてあげて下さい。
早めに見つけて治療することで、その分早く治すことが出来ますよ。

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