妊娠5週目
しかし、フライング検査は知らなくてもいいはずの化学流産を知ってしまう可能性がありますので、慎重に行ってくださいね。
妊娠4週目はまだ胎嚢が見えるか見えないかといった時期です。
たとえ見えなくても心配はいりません。次の検査を楽しみに待ちましょう。
本来であれば妊娠4週目の段階では妊娠検査薬は反応しません。
ですが、妊婦さんによっては反応する場合があります。
フライング検査を行う妊娠ママさんもいるでしょう。
妊娠4週目
妊娠2ヶ月目(妊娠4〜7週)は、ママたちが体の変化をはっきりと自覚する時期です。
お腹の赤ちゃんにも大きな変化が起こる時期でもあります。
今回は「妊娠2ヶ月目の妊娠ママが知っておくべきこと」をご紹介します。
赤ちゃんのためにしっかり基礎知識をつけましょう!
妊娠6週目は、胎嚢の中に胎芽と卵黄嚢が確認できるようになります。
さらに胎芽には手足、頭ができ始めます。
妊娠6週目に心拍が確認できるようになる方もいます。
ただし、妊婦さんによっては心拍がまだ確認できない場合もあります。
これは個人差なので心配する必要はありません。
心拍が確認できれば、病院からの指示で役所へ母子手帳を受け取りにいきましょう。
妊娠6週目
妊娠検査薬で妊娠が確認できたら一度、産婦人科に行きましょう。
エコー検査で胎嚢が確認できます。
心拍も確認できますが、この時期はまだ確認できなくても心配する必要はありません。
妊娠5週目はまだまだ不安定な状態です。
不安を抱えながら過ごす日々となるかもしれませんが、赤ちゃんの生命力を信じて一日一日を大切にしていきましょう。
妊娠5週目は、生理予定日から1週間以上生理が遅れている時期です。
妊娠検査薬を使用して妊娠の有無を確認できるでしょう。
妊娠2ヶ月目の変化
心拍が確認できれば、流産の可能性も15%から5%にまで下がるとされています。
妊婦さんによっては妊娠7週目ですでに心拍が確認できた方もいるでしょう。
しかし胎嚢は見えても胎芽や卵黄嚢が見えないといった妊婦さんも少なくありません。
過敏にならず過ごしましょう。
妊娠7週目になると、ほとんどの妊婦さんが初診を済ませているかと思います。
エコー検査で心拍が確認できる妊婦さんも増えます。
妊娠7週目
この時期は、体のちょっとした変化が不安につながってしまいやすいです。
精神的にも参ってしまいやすい時期ですが、一人で抱え込まずに旦那さんや家族に話を聞いてもらってください。
妊娠初期症状が出始めます
つわりは赤ちゃんが元気な証拠だと言われても、毎日1日中つづくのでしんどく感じてしまうかもしれません。
食べられるものを食べて過ごし、体を休めるようにしましょう。
1.胃のむかつきや吐き気などつわりが始まる
2.怠さや疲れやすさ、眠気、肌の乾燥などが目立つ
3.膀胱が子宮に圧迫されることでトイレが近くなる
4.おっぱいが張ったり大きくなったりし、乳輪の色が濃くなる
5.月経が止まる
6.喉が渇きやすくなる
妊娠初期症状として、妊婦さんの体にはさまざまな変化が現れます
赤ちゃんの様子は?
妊娠1ヶ月で皮膚や目、口、内臓などを作り始めた赤ちゃん。
妊娠2ヶ月ではどんどん変化していきます。
胎児の顔には耳、鼻、口になるくぼみが現れ、まぶたとその中に水晶体や角膜を形成した眼球もできてきます。
顔のパーツもできる
妊娠4週頃、胎児の体に心臓や呼吸器官が現れ始めます。
早ければ妊娠5週頃のエコー検査でバクバクと動く赤ちゃんの心拍も確認できるでしょう。
妊娠7週には脳や脊椎、筋組織や循環器、腎臓、消化器など内臓の原型がほとんど出来上がります。
この頃に生殖器も形成されますが、判明するのは少し先です。
内臓のほとんどが形成される
妊娠4週頃にちょこんと突き出てきた手足が成長して、肩、ひじ、膝、指が形成されます。
妊娠7週には赤ちゃんらしい外見になってきます。
初期にあったエラやしっぽも消えて、人間としての形ができあがった胎芽は、妊娠8週頃に「胎児」と呼ばれるようになります。
妊娠7週にはだいぶ人間らしく!
流産する可能性
妊娠初期での流産は、妊娠中の中で最も多い時期で、全体の10~15%を占めています。
この時期の流産にはどのような症状と原因があるのかご説明します。
自然流産
この時期の流産のほとんどは胎児側の原因によるものです。
最も多いのは、受精卵の染色体異常といわれています。
たまたま異常を持つ精子や卵子が受精してしまったことで発生します。
特に卵子の異常は加齢とともに増える傾向があるので、高年妊娠の場合は、流産する確率も高くなります。
染色体異常が起こる理由は明らかではありません。
ですが、偶然起きてしまった事故のようなものです。
ひどい異常を持った受精卵や胎芽は生き延びることができず、流産という形になってしまうのです。
流産してしまうと、ママはつい自分を責めてしまいがちですが、決してママのせいではありません。
仕事や運動のしすぎが初期流産を引き起こすことはないので、安心してくださいね。
子宮外妊娠
子宮外妊娠とは、受精卵が子宮内膜ではなく、卵管などに着床してしまいそのままそこで成長してしまう状態を言います。
子宮外妊娠の場合、妊娠検査薬は陽性反応となり、妊娠初期症状なども通常妊娠の方と同じようにありますが、エコー検査をした際に子宮内に胎嚢などが見つかりません。
卵管などは子宮とは違って空間に限界があるので、受精卵が成長していくと卵管破裂などの症状が起き、卵巣とともに取り出さなくてはならなくなります。
妊娠2ヶ月の時期に子宮内に胎嚢などが見られない場合は、子宮外妊娠の可能性も考えていきましょう。
妊娠2ヶ月の注意点
妊娠2ヶ月は、生理予定日の頃からスタートしています。
妊娠が分かって嬉しい気持ちと共にどうしたら赤ちゃんは元気に育つのだろうか…?と不安がたくさんあるでしょう…
今、赤ちゃんは小さいながらも必死にお腹にしがみついて成長しようとしている大切な時期です。
お腹の赤ちゃんの脳や臓器などが形成し始めている時期でもあります。
妊婦健診と初期の検査を行おう
母体とお腹の赤ちゃんの状態を診るために必要な妊婦健診を受けましょう。
妊娠初期は流産の心配があるので、1~2週間ごとに妊婦健診があります。
特に注意したいのは下記3点です。
食べ物・飲み物に注意しよう
また、妊娠が確定したら子宮がん検査と血液検査があり、貧血、風疹抗体、B・C型肝炎、HIVなどを調べます。
その費用は産婦人科によって異なりますので、予め調べておくと安心です。
妊娠が判明した瞬間からアルコールは禁止です!
カフェインも避けたほうがいい飲み物なので、コーヒーや紅茶もなるべく避けましょう。
・カフェイン
・アルコール
・生物(肉・魚・ハムなど)やチーズ
生物は菌による感染症を避けるためにも注意したほうがいいです。
お寿司を好む方もいると思いますがお寿司の中には水銀を多く含む魚がいるためなるべくは避けましょう。
決して食べてはいけないわけではありません。
適度な量で食べすぎないようにそしてバランスのとれた食事を心がけましょう。
最近では市販のコーヒーや紅茶にもノンカフェインのが販売されています。
「どうしても飲みたい!」となったらノンカフェインのものを選んで買いましょう。
紅茶の専門店などに行くと妊婦さんにオススメの紅茶などがあるので、妊婦だからこその楽しみ方でリラックスしてください。
妊娠2ヶ月は心も体もグッタリしやすい時期です。
ママになるための第一関門だと思って、お腹の赤ちゃんと一緒に乗り越えていきましょう。
女性ホルモンのバランスが急激に上昇するので、気持ちのコントロールが難しくなります。
小さなことでイライラしたり、漠然とした不安に駆られて涙が出てきたりするかもしれません。
一人で悩まず、旦那さんや実母など誰かにサポートしてもらいましょう。
お腹はまだまだ小さくても、妊婦さんの体の中はは大きく変化しています。
マタニティーブルーを感じやすい時期です
つわりが始まると締め付けていることが窮屈に感じることがあります。
ブラジャーをスポーツブラやマタニティブラに変えるだけで楽になることもありますよ。
ヒールの靴はできるだけ避けましょう。
夏は冷房が効いた部屋では上着を羽織るなどして薄着になりすぎないようにしましょう。
締め付けない服や下着を身につけないようにしてくださいね。
妊娠中は体を冷やさないように気をつけましょう。
シャツを1枚足してみたり腹巻をしてみたり…。
女性は足元から冷えやすいのでレッグウォーマーなどで足首を温めるのもいいでしょう。
服装に気をつけよう
普段からスポーツを趣味でしているのなら妊娠に気づいた時点で少し気にする程度で大丈夫です。
特にお尻をドスンと付くような動作が伴う運動(スキーなどで転んだり)は避けた方が良いと言われていますが、運動を止める事で余計にストレスになってしまうこともあります。
心配な方はウォーキングやヨガ、ストレッチなどのゆったりした運動に切り替えましょう。
激しいスポーツに気をつける
小松菜、ひじき、納豆、ほうれん草などが鉄分を多く含んでいます。
また、葉酸も胎児の脳や神経が作られる妊娠初期に必要不可欠な栄養素です。
厚生労働省でも妊婦さんには1日0.4mg(400μg)の摂取を推奨しています。
食事だけでの摂取が難しい場合は、サプリメントを活用しましょう。
鉄分が不足すると、貧血や頭痛、疲れやすいといった症状が出やすくなります。
胎児にも十分な酸素がいきわたらず、発育に悪影響となってしまうので注意してください。
妊娠すると血液量が増えて胎児に送られるようになっていきます。
特に優先的に「鉄分」や「葉酸」が必要となるので、妊婦さんは積極的に摂取していきましょう。
鉄分・葉酸を積極的に摂取!
妊娠初期の諸症状にはかなりの個人差が見られ、他人の症状と違っていてもそれが異常なわけでは全くありません。
他人の話と違うからといってあまり心配しすぎないようにしましょう。
薬の影響に注意しましょう
妊娠2ヶ月目は絶対過敏期とも言われるように、赤ちゃんの形成の上で最も大切な時期に当たります。
薬の服用には細心の注意が必要です!
市販の薬を用法用量を守って服用しているくらいなら問題はありません。
ですが、特に病院から薬をもらう時は必ず妊娠していることをきちんと伝え、赤ちゃんへの影響がない薬を処方してもらいましょう。
妊娠すると便秘、頭痛、つわりなど様々な体の変化が起こりますし、免疫力が低下するため風邪をひきやすくもなります。
薬の影響を気にしすぎて、薬を飲まずに我慢してストレスを溜めてしまっては逆効果です。
我慢せずに病院へ行くようにしましょう。
今までと違う体調の変化に戸惑いながら、赤ちゃんを大切にするあまり、神経質になってしまう方もいらっしゃいます。
一番大切なのことは「ストレスを溜めないこと」です。
赤ちゃんのためにどんなに食生活や薬などに気をつけても、ピリピリしてしまってはストレスをためて逆効果です。
楽しく生活することを心がけましょう!