2017.05.11 Thu 更新

子育て中にペットを飼ってもいいの?メリット・デメリットについて

テレビやネットなどで、赤ちゃんが犬や猫と触れ合っているようなシーンを見たことがありますか? ほのぼのとした映像で、なんだかとても癒されます。うちでもペットを飼いたい!って思っちゃいますよね。 でも、本当にあんな状況があり得るのでしょうか?危険じゃないの?と不安もありますね。 今回は、子育て中にペットを飼うとどんなメリット・デメリットがあるのかまとめてみました。

犬や猫などの動物は母性本能が高いので、赤ちゃんに優しく接してくれます。また、特に犬は赤ちゃんには攻撃しなかったり何をされても怒らなかったり、泣いている時はそばに寄って慰めたりなど、赤ちゃんと認識できているような行動をします。
とても不思議ですよね。

安心感がある

オキシトシンは「コルチゾール」というストレスを増幅させるストレスホルモンを抑制する働きがあるので、ストレスが軽減します。
子育て中は忙しく、イライラすることが多くなるので嬉しい効果ですね。

ペットを飼うことで、子育て中のママに癒し効果を与えてくれます。
ペットによる癒し効果は絶大で、ストレスと緩和とともに、肉体的・精神的疲労や、睡眠不足、過労などの改善に効果があります。
ペットと触れ合うことで、「オキシトシン」というホルモンが分泌され、心が癒されて安らぎます。

癒し効果がある

子どもが少し大きくなったら、エサやりやトイレの掃除などをお手伝いさせてあげると自分も1人で育ったわけじゃないことが理解できたり、生きていく中で誰かの力を借りることは必要なことなんだという考えも芽生えます。
また、タイミングが合えばペットの出産の瞬間に立ち会えたり、ペットが先に死んでしまったことで起こる感情などで命の大切さを学ぶことができます。

情操教育とは道徳や芸術などの自分で考えて生まれる感情や意思を育てるための教育です。
ペットとともに成長していくことで、ペットを育てることの責任感や命の大切さなどを学ぶことができます。

情操教育に良い

ペットは赤ちゃんが周りの大人たちとは違う存在であること、自分の飼い主がとても大切にしていることが分かるようです。
だから優しく接してくれるんですね。さらに動物も人間も共通して赤ちゃんの顔のパーツが真ん中に寄っていることから赤ちゃんと判断し、守ろうとするようです。

そして、何より大切なのが子どもよりもペットの方が先に死んでしまう確率が高いということです。
大人と違って子どもは精神的ストレスに弱いので、子どもの頃に大切にしていたペットがいなくなってしまうことで起こる喪失感はとても大きいものです。

そして、子育てと同時にペットも育てなければいけないので、忙しさは倍増しますしエサ代などの出費もかさみます。
ペットの中には赤ちゃんに嫉妬して、以前よりも飼い主にまとわりついたりすることもあるので逆にストレスが増えてしまった!なんてことにもなりかねません。

ペットを飼うことで得られるメリットはいくつかありますが、デメリットはないの?と気になりますね。
まずは、アレルギーについて。もともとママやパパがアレルギーを持っている場合、赤ちゃんにも遺伝してアレルギーが発症することが多いです。ペットとずっと一緒にいることで発症してしまうことがあります。

ペットを飼うデメリット

子育て中に限らずペットを飼うことには覚悟が必要になるのです。

子どもとペットの組み合わせなんてほのぼのとした癒しの光景!なんて思っても、実際自分たちが飼うとなると大変なことはたくさんありますね。
しかし、貴重な経験とも言えますし、メリットもたくさんあります。
家族としっかり相談をして、ペットを受け入れる準備をしてから飼うようにしてくださいね。

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