妊娠37週0日〜41週6日の間が出産するのに適しており「正期産」と呼ばれます。
妊娠40週0日を出産予定日としますので、前後に大きく幅があることがわかりますよね。
なので、出産予定日に陣痛が来なくても心配しすぎずに様子を見てみてくださいね。
妊娠期間中は、出産予定日に赤ちゃんに会えると思って楽しみに過ごしますよね。
しかし、出産予定日はあくまでも目安で、予定日に陣痛が来ることは稀です。
出産予定日に出産する?
出産につながる陣痛にはいくつかの段階があり、不規則な「前駆陣痛」と規則的な「本陣痛(分娩陣痛)」があります。
本陣痛が始まると自分の医師ではコントロールできず、感覚がどんどん短くなっていきます。
出産時には、赤ちゃんを押し出すために子宮が収縮します。
その収縮とそれに伴う痛みを「陣痛」と言います。
陣痛ってそもそも何?
赤ちゃんは大丈夫なの?
しかし、実は陣痛が起こっているのに気がついていない可能性があります。
多胎妊娠や羊水過多などが原因で、子宮の筋肉がゆるんでいて陣痛が弱まくなる「微弱陣痛」の状態になっていると、陣痛が起こっているのに気がつかない事があります。
先程お伝えしたように、陣痛は赤ちゃんを押し出すための子宮収縮です。
なので、陣痛が起こるのは赤ちゃんが生まれても良いタイミングだといえます。
赤ちゃんが十分に成長していても、ママの身体の準備ができていなかったり、健康状態が整っていなかったりすると陣痛が来ないことがありますので、まずは体調を整えてリラックスして過ごしましょう。
なんで出産予定日に陣痛が来ないの?
いつまで待つの?
しかし、胎児もママもいつ状態が変化するかわかりません。
緊急で出産をしたり入院しなくてはいけなかったりすることもありますので、すぐに対応ができるように準備だけは事前にしておきましょうね。
妊娠38週頃から胎盤の機能はじょじょに低下していきます。
なので、出産予定日を過ぎてからは妊婦検診の回数も多くなり、赤ちゃんの健康状態や羊水、胎盤などを細かくチェックしていきます。
でも、出産予定日を過ぎてもすぐに赤ちゃんに影響があるわけではありませんので、特別に指示がない場合にはそのまま待っていても大丈夫です。
出産予定日を過ぎていてもすぐに影響が出るわけではありません。
なので、トラブルがない場合にはそのまま自然に陣痛が起こるのをまることがほとんどです。
しかし、妊娠42週に入ると羊水量の減少や胎盤の機能低下によって赤ちゃんに悪影響が出ることもありますので、妊娠41週を過ぎたら入院することが多いようです。
陣痛がこないからと言って出産できないわけではなく、陣痛促進剤やバルーンなどで陣痛を起こすなど、なんらかの方法で出産をすることになりますので、心配しすぎないで大丈夫です。
何か不安なことがあれば、医師に相談してみてくださいね。
でも、早く陣痛を起こしたいと考える方もいるのではないでしょうか?
そんな時には適度な運動やツボ押しなどが効果的だと言われています。
効果には個人差も大きいですが、医師と相談しながら試してみてください。
これは一般的な対処で目安なので、医師がママと赤ちゃんの状態を見ながらどんな時期にどんな対処をするのかを判断しますので、その指示に従うようにしましょう。