2016.03.29 Tue 更新

ダウン症って生まれる前からわかるの?妊娠初期に見られる症状と原因・対策法について

おなかの中の赤ちゃんに障害があるかどうかは生まれてみないとはっきりとはわかりません。しかし、近年では医療技術の向上によって出生前診断などでおなかの中の赤ちゃんに障害があるかどうか調べる事ができるようになったのです。そこで、出生前診断でわかる代表的な障害である「ダウン症」についておなかの中にいる時からわかるサインについてまとめてみました。出生前診断を行うかどうかの判断にも役立ててください。

こんな特徴があれば出生前診断検査を!

出生前診断検査は主に高齢出産になる35歳以上が対象となります。
高齢出産になればなるほど新生児がダウン症になる確率は高まりますが、まだ若い20代だとしてもダウン症の可能性は捨てきれません。
そこでここからは妊娠中に起こるダウン症のサインを取り上げます。代表的なものを抜粋して紹介しますのでぜひ参考にしてみて下さい。

新生児の障害の有無は実際に生まれてみないとわからないものです。
人の出生に関するメカニズムは科学では解明できない部分があります。
しかし医療技術の進歩に伴って現在では妊娠中に検査をすることで、妊娠中の子供に障害があるかどうかをチェックできるようになりました。
染色体異常を原因とするダウン症についても判別することができます。
気になるのは検査の精度ですが一般的には99%以上とされています。
つまり現代では妊娠中に障害の有無がほぼわかるようになったわけです。

妊娠中の子供がダウン症かどうかを日常生活で判別するのは難しいです。
そこで妊婦に義務付けられている定期健診でのエコー検査を活用します。
エコー検査では母体にいる赤ちゃんの体型や活動を知ることができます。

ダウン症はエコー検査だけでははっきり特定することはできませんが、出生前診断検査を受ける前段階の検査としては非常に有効です。
ダウン症の子供はお腹にいるときから身体的に特徴がある場合が多く、統計的に見ると次のような3つのサインが出やすいと言われています。

1.NT値が3mm以上ある

首が太い、手足が短い、指が短い

NT値とは「後頭部のむくみ」で定期健診では必ず調べる項目です。
健診後にもらうエコー写真の多くに小さく数字が書いてあります。
一般的にNTは3mm以内におさまっているのが平常値となります。
染色体異常がある場合にはこの数値が大きくなる傾向にあります。
NT値は染色体異常を見つけるのに最も効果があるとされています。
もちろんこれだけでは特定はできませんが医師も重視する数値です。

ダウン症の子供の特徴として体の部位に何らかの異変がよく見られます。そ
の中でも多いのが首の太さと手足や指の短さといったものです。
これらの異変がみられたときはその後を注視していく必要があります。
ただし体の大きさにはバラつきがあるのであくまで判断材料の1つです。
あまり神経質になりすぎるのもよくないので覚えてさえおけばOKです。

ダウン症の子供は一般的に臓器や体の成長スピードがゆるやかです。
臓器に異常があるとほかの障害を併発してしまう場合があります。
そのため定期健診では胎児の成長をこまめにチェックしています。
成長スピードにも個人差あるのでこれだけでは判断はできません。
繰り返しになりますがほかの特徴と合わせて判断するようにして下さい。

3.成長スピードが遅い

1・2・3とすべての条件が揃っているようなケースであれば、おそらく医師の方から出生前診断検査を打診されるかと思います。
この場合は例え年齢が若くても必ず検査を受けておくべきです。
またどれかに当てはまるケースは定期診断で医師に相談してみて下さい。

胎動とダウン症には関連は無い

胎動を感じることは、母親が体の中で生命を宿していることを実感する最も尊い経験ではありますが、かつて“胎動によってお腹の子がダウン症かどうか?分かる”というデマが流れたことも。

医学的事実はなく、健常であろうとダウン症であろうと、同じようにお腹の中で動きまわるようです。
胎動が弱いとダウン症の疑いあり、ということは無いので要注意です。

ダウン症の子を妊娠する可能性は誰にでも起こりうるもの

医学は進歩を遂げて現在は生まれる前からその可能性がわかります。出生前診断検査は受けるべき側、受けないべき側で意見が分かれます。
一概に結論を出せる問題ではないのでこの場での明言は控えますが、今回解説した項目に該当する場合は前向きな検討が必要だと思います。
まずは定期健診で3つのポイントをチェックする事から始めて下さい。そして不安なことがあればかかりつけの先生に何でも聞きましょう。

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