2017.06.30 Fri 更新

初産の平均年齢について。晩婚化によってどう変わる?

近年、晩婚化が進み初産の年齢も上がってきているそうです。今日の日本では初産の平均年齢は30.6歳。多くの女性が30歳を越えてから出産を経験するのが、今のところ現状なんです。ただ出産の年齢が上がれば上がる程、妊娠をしにくくなりますし出産のリスクも高くなります。そこでここでは、何歳までに妊娠をすると1番理想なのでしょうか。ここでは今の女性の初産の平均年齢を交えてまとめてみましたので、是非ご覧ください。

やはり一番の理由は、女性の社会進出にあります。
昔に比べると、女性も随分と働きやすくなりました。社会環境の変化や女性の社会における立ち位置が年々変化してきていることが、1番の理由としてあげられます。
社会に出ることによって、一定のキャリアを積む為に、結婚や出産を選択せずに働く女性が増えています。
しかし、働く環境は徐々に整ってきているのですが、その後の子育てを行なう環境は、未だにしっかりと整っていないのが現状です。

女性の社会進出

平成26年度時点での初産の平均年齢は、30.6歳のようです。
平成23年に初めて30歳を超えて、それから年々上昇しているようです。
ではなぜ初産の平均年齢が上がってきているのでしょうか。その理由についてみていきましょう。

初産の平均年齢

女性の社会進出や子育てを行なう環境の変化について、様々な要因が重なって初産の平均年齢は年々上がってきています。
昔と比べると、どれくらい平均年齢が上がって来ているかみていきましょう。

初産の平均年齢

何歳までなら赤ちゃんを授かることが可能か

平均的に、幼稚園から高校までの15年間すべて私立で通った場合、トータルで約1,770万円、公立でも約523万円かかると言われています。
大学に通うのであれば、そこからさらに費用がかかってきます。
そういったことを考えると、余裕がない夫婦は子作りを先延ばしにしている家庭も多いと思います。

もう一つの理由として、子育てにかかる費用の問題があります。
実際のところ、子育て世帯の所得は決して右肩上がりではないのです。
しかし、子供には出産してから社会に出る迄の間、お金ははかかり続けます。

子育てにかかる費用の増加

・妊娠しにくくなる
・流産率が上昇する
・帝王切開での出産の確立が高くなる
・染色体の以上発生率が上昇する
・分娩時の異常が発生しやすい
・妊娠前から何らかの異常が見受けられる場合がある
・低体重児になる可能性がある
・色いろな産科異常の確立が上昇する

現在高齢出産と言われている年齢は35歳以上です。
もちろん35歳を過ぎても出産している人は大勢いますが、リスクは高いということだけは忘れないでください。
では、高齢出産になってくると、どんなリスクはあるのでしょうか。

などなど、高齢出産には色んなリスクが伴います。
なるべく早く出産した方が良い理由はこういった所にあるんです。
ただ、高齢出産経験者がみんなそういったリスクに直面している訳ではありませんので、安心してください。
中には高齢出産とは思えない程、何の問題もなくずぐに出産できたという人も多くいます。

まとめ

初産の年齢が上がってきているのは、社会の変化や環境の変化が大きく関係しているということは、分かっていただけたと思います。
しかし、今の世の中、高齢出産は珍しくはありません。
医学的な技術も進歩していますし、昔ほど危険ではなくなってきているのが現状です。
ただそれに伴うリスクが根本的に改善されている訳ではありませんので、リスクに関してはしっかりと理解しとくことが大切です。

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