2016.03.31 Thu 更新

妊娠9ヶ月ってどんな感じ?32週、33週、34週、35週目のママと赤ちゃんの変化まとめ

妊娠中はお腹の中の赤ちゃんにもママにも劇的な変化が訪れる時期です。妊娠後期の8ヶ月目(28週、29週、30週、31週目)には、ママと赤ちゃんはどのような状態になるのでしょうか?赤ちゃんはほとんどの器官が完成に近づき、お母さんもますます大きくなるおなかに息切れや動悸を感じやすいこの時期の変化についてまとめてみましたので、参考にしてみてくださいね。

妊娠33週目

体重の増加ペースは個人差が大きい時期でもあります。
妊婦健診でお医者さんから「もう少し食べて太って」「体重増加ペースが早いから注意して」などのアドバイスをもらう方もいます。

胎児は4頭身へと成長し、大きさは42~45センチ、体重は1,400~2,200グラムほどになります。
皮下脂肪が蓄えられ、ふっくらとしはじめますよ。赤ちゃんの成長にともなって子宮底部はみぞおちまでになり、子宮底長は28~36センチほどの長さになっています。
大きくなった子宮が内臓を圧迫し、動機や息切れ、吐き気、下痢、便秘などのマイナートラブルが続きます。

妊娠32週目

妊娠32~35週目にあたる妊娠9ヶ月は、お腹は大きく重みがあり、便秘や息切れ、腰痛など身体的な負担がたくさんあることから、ストレスを感じやすい時期です。
今回は「妊娠9ヶ月目の妊婦さんの症状と赤ちゃんについて」をご紹介します。
赤ちゃんは体重が急激に増える時期で、ママから栄養をもらいながらどんどん成長し、発育の最終段階に入っています。

妊娠34週目に入る頃、胎児の大きさは43~46センチ、体重1,800~2,500グラムほどに成長します。
脳神経の発達によって感情が芽生え、顔の筋肉が細かく動くようになることで表情が豊かになります。
妊婦さんの子宮底長は28~37センチで、臨月が近づくにつれてお腹の張りを感じる機会が増えます。
また、出産に向けて子宮の中のスペースが減り、胎児の頭が下がってくることで胎動が減ります。

妊娠34週目

大きくなったお腹や体重の増加、エストロゲンの影響から睡眠不足になりがちです。
またこの時期に、怖い夢を見る妊婦さんも多いようです。赤ちゃんの誕生によって生活が一変することに対する不安のあらわれかもしれませんね。睡眠の質を改善するためには、入浴やウォーキングなどで体を温めるといいですよ。
また、疲れているときは仕事や家事の手をとめて横になって休憩し、落ち着いた時間を持つようにしましょう。

妊娠33週目には、胎児の大きさは42~45センチ、体重は1,600~2,300グラム程度で、身長よりも体重が増える時期です。
羊水を飲んで尿を出し、一定時間毎に寝たり起きたりを繰り返しています。
妊婦さんの子宮底長は28~36センチですが、大きなお腹で反った姿勢になり、腰や背中、足の付け根に痛みを感じるようになります。また、大きくなったお腹で寝苦しくなり、熟睡できなくなることが増えます。

出産時は子宮から胎盤がはがれて大量に出血するため、妊娠35週目頃は通常の約1.5倍の血液量になっています。
しかし、血中で酸素を運ぶ赤血球は増えておらず血液が薄くなることから、貧血になりやすくなります。
また、血液の1/6が子宮に集まり、脳にいく血液が少なくなるため、立ちくらみやめまいを引きおこします。
ふらつきを感じても血圧が高くなければ心配はいりませんが、転倒する危険性があるので異変を感じたらすぐに座って休むようにしてくださいね。

妊娠35週目の胎児の大きさは43~46センチ、体重は1,950~2,700グラムほどで、発育の最終段階に入ります。
胃腸が機能しはじめ、肺呼吸ができるようになります。
子宮底長は29~37センチで、子宮の大きさは非妊娠時の約800倍の容量になっています。

妊娠35週目

大きくなった子宮が内臓器官を圧迫することと、お腹を支えるために反った姿勢をとることで、体に様々なトラブルを引き起こします。
この時期のトラブルは妊娠による生理的なものがほとんどで、産後自然と治っていくことが多いので、工夫をしながら妊娠後期を乗り越えていきましょう。

胎動が少ない、弱いのは平気?

また、妊娠9ヶ月の後半に入ったら「胎動カウント」を日課にするのがおすすめです。
胎動カウントとは、赤ちゃんが10回動くのに何分かかったか測る方法です。
日頃から胎動の状態を把握しておけば、万が一赤ちゃんに異変があったときもすぐに気づくことができますね。

骨盤内で固定されるのは妊娠38週以降なので、妊娠9ヶ月は徐々に減る程度ですが、胎動を全く感じない日はなく、手足が動くときはお腹の表面にひじやひざを突き出したり、お腹が波打ったりとダイナミックな動きを感じることができます。
1日に一度も胎動を感じないときは、赤ちゃんにトラブルが起こった可能性を考えて、すぐお医者さんに連絡しましょう。

妊娠9ヶ月になると、胎児の大きさに対して子宮のスペースがせまくなりはじめることと、骨盤に下がってくることから、以前よりも胎動を感じることが少なくなる方もいます。
また、胎児の睡眠リズムが安定し、20〜30分おきに寝たり起きたりを繰り返すことも胎動が少なくなる理由です。

お腹の張りや腹痛を頻繁に感じる

逆に胎動が激しいときは「破水しないの!?」と心配になるかもしれませんが、胎動が原因で破水や早産になることはありませんので、安心してくださいね。

妊娠9ヶ月頃は、1日に何度もお腹の張りや腹痛を感じるようになります。
これは、子宮内のスペースが減ってお腹をぐっと押されるような胎動が増えたことと、前駆陣痛が原因です。

皮下脂肪がつくことで体のしわが伸び、ふっくらとした赤ちゃんらしい体つきになっていきます。
髪の毛は生えそろい、爪は指先まで伸び、体脂に包まれています。
光から目をそむけたり、表情を変えたりといった反応や複雑な動きもできるようになっています。
また、内臓機能が成熟することで、羊水を飲んで膀胱からおしっこを排泄する、胃腸が機能しはじめ肺呼吸をするといったこともできるようになります。

妊娠9ヶ月の終わりには胎児の大きさは43〜46センチ、体重は1,950〜2,700グラムほどに成長します。
ただし、この時期の赤ちゃんの大きさには個人差があるので、他の方と比較して大きかったり小さかったりしても、健診で異常がなければ気にしすぎないようにしましょう。

妊娠9ヶ月の赤ちゃんの状態

前駆陣痛は、分娩につながる「本陣痛」とは別もので、痛みの感覚や強弱が安定せず、安静にしていると落ち着くお腹の張りです。
規則的にお腹が張る場合や、出血や破水がある場合、30分以上安静にしてもお腹の張りがおさまらない場合は、すぐに受診してお医者さんの判断を仰ぎましょう。

臨月に向かっていくにしたがって胎動が減ると聞いていたのに、減らないと心配になりますよね。
もしかしたら、おへそのあたりが「ピクッピクッ」とする感覚は、赤ちゃんのしゃっくりかもしれませんよ。

胎動かと思ったら赤ちゃんのしゃっくり!?

お腹の赤ちゃんも大人と同じように、横隔膜が痙攣することでしゃっくりが起こります。
胎児は妊娠20週頃からしゃっくりをしはじめますが、出産まで全くしゃっくりを感じなかったという方もいて、感じ方には個人差があります。
しゃっくりをすることで赤ちゃんに異常が起こったわけではないので、神経質になりすぎず、成長を見守ってあげましょう。

妊娠9ヶ月目の注意点

おりものが増える

おりものは、膣内を潤し、酸性の状態に保つことで雑菌やカビの繁殖を防ぐ働きがあります。
そもそも妊娠中はエストロゲンが増えるためおりものの量が増えますが、この時期は膣や子宮が柔らかくなることからさらに量が増えます。
また、臨月が近づくにしたがって、黄色や卵白のような色に変化したり、ゼリー状になったりと、おりものに変化がみられる場合もあります。
おりものに薄いピンク・茶色が混じっている場合は「おしるし」の可能性があり、数日後に陣痛がはじまるケースもあります。おりものの様子が普段と違うと細菌性膣症などのトラブルが起きていることもあるので、違和感を覚えたら早めにお医者さんに相談しましょう。

腹痛や不正出血に注意

妊娠22~36週の間に赤ちゃんが生まれることを「早産」といい、早産になりかけている状態を「切迫早産」といいます。
早産には下腹部痛や出血、お腹の張りが続くなどの症状がありますが、早産でなくても起こるものなので気づかないことが多く、妊婦健診で「切迫早産」と診断されてびっくりしてしまう方も多いです。
早産や切迫早産は、絨毛膜羊膜炎などの感染症や子宮奇形など子宮の異常が原因と考えられています。
日頃から無理のない生活を心がけ、早期発見できるよう妊婦健診は決められた日に欠かさず受診しましょう。

産前産後休暇や育児休業の準備を整えておこう

仕事をしている妊婦さんで産前産後休暇や育児休業を考えている方は、手続きをすませておきましょう。
育児休業には、企業が独自に定めている「育児休暇」もあるので、それぞれ、申請期間や取得期間を事前に把握してスムーズに産休・育休へ移れるように手はずを整えておいてくださいね!
パパが育児休業を取得することも可能で、「パパママ育休プラス制度」を利用すれば1歳2ヶ月まで育児休業期間を延長することもできますよ。
出産が近づく妊娠33週目頃に、赤ちゃんのお世話をどうしていくのかについて、パパママで話し合っておきたいですね。

出産が目前に迫っているということもあり、赤ちゃんに会える喜びと、陣痛への恐怖が入り交じり、精神的にも不安定になりがちです。
ですが、赤ちゃんがお腹にいる期間は人生の中でもごくわずかで、とても貴重な時間です。
家族や周囲の人にサポートしてもらいながら、残り少ない妊娠生活をリラックスして過ごしてくださいね。

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