2017.07.08 Sat 更新

安定期っていつから?起こりやすいトラブルまとめ

妊娠安定期は、ママの心と身体が安定してくる時期です。妊娠初期につわりや身体のホルモンバランスの変化も安定し、初期流産の可能性も減り、ようやく少しホッとできる頃です。これから安定期に入る、安定期に入ったママに安定期について詳しく紹介します。

安定期に気をつけたいこと

性別は、早ければ14週頃には、男の子だとわかる場合があります。
安定期に入る16週頃から24週前後にかけて、性別がよりハッキリしてきます。

この頃になると胎盤が完成し、以前よりも栄養や酸素が安定して赤ちゃんに届くようになります。
そのため、赤ちゃんはどんどん成長していき、 妊娠5ヶ月では平均体重がが約250gになり、妊娠7ヶ月に入ると約1000g~1200gになります。
より人間の形に近くなっていくのが、超音波写真などを撮る度に確認できます。

安定期の赤ちゃんの状態

安定期は、妊娠16週から27週(妊娠5〜7ヶ月)のことをいいます。
妊娠週数の数え方は、最後に生理がきた日を「妊娠0週0日目」として数えるので、妊娠16週は最後に生理があった日から118日目、ということになります。
お母さんの体も、赤ちゃんの 流産リスクが大幅に低下することから、「安定期」と呼ばれます。

安定期はいつから?

体重管理

注意しないといけないのは、無理は厳禁だということ。安定期だからと言って何をしても大丈夫だというわけではありません。
もちろん流産やトラブルなどのリスクもありますし、身体に負担をかけすぎると妊婦さんにも良くありません。
身体を大事にすることを怠らないようにしましょう。

妊娠後期にはおなかが大きくなり、トラブルも起きやすいです。
また出産してしまうと、赤ちゃんのお世話で大変になるので、この安定期のうちにできることを楽しめるといいでしょう。

切迫早産

おなかが大きくなってくるので転倒の危険性が増します。
足元も見えにくくなり、バランスもとりづらくなりますので気を付けましょう。
自転車に乗ったりハイヒールを履いたりすることも、やめるのが望ましいでしょう。

転倒

体重管理

つわりが終わり、食欲が増してくるのもこの時期です。これまで食べられなかった分の反動もあって、あれこれと食べたくなるかもしれませんが、食べ過ぎには気を付けましょう。
妊娠中の体重増加量は医師から指導があると思いますのでそれを守るよう注意しましょう。
あまり過剰に体重が増えすぎると、妊娠高血圧症候群や難産などのリスクが発症することもあります。

妊娠22週以降の場合は胎児が未熟児で生まれても生きる可能性があり、早産と呼ばれます。
妊娠22週~36週の間にさまざまな理由で早産になりそうな場合を切迫早産と呼びます。
安定期でも早産の可能性はありますので注意しましょう。
この場合は入院や絶対安静などが必要になりますので、医師の指示に従って過ごします。

おわりに

妊娠するとホルモンの影響で血糖値が上がりやすくなります。
そのため妊娠中に発症する糖尿病を妊娠糖尿病と言います。
これも赤ちゃんに悪い影響が出ることがある病気なので注意が必要です。

妊娠糖尿病

体調が安定してくる安定期。せっかくのマタニティライフなので、この時期はなるべく楽しんで過ごしたいですよね。
まずは自分と赤ちゃんを大事にしつつ、トラブルにも注意しながら楽しみましょう。

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