2017.08.24 Thu 更新

生理前や生理中はおならが増える?原因や対策・予防法について

月に一度やってくる生理ですが、その周期に合わせて女性の体には様々な影響が出ます。 その中の一つに「生理前や生理中におならが増える」とおいうものがあります。 しかし、なぜ生理とおならが関係しているのでしょうか?その原因や対策・解消法などについてご紹介いたしますので、参考にしてみてくださいね。

生理前には食欲が増しますが、消化機能は弱くなっているので町の中に食べ物が長時間留まっている状態になり、ガスが発生することでおならが出やすくなるのです。

排卵後から整理が始まるまでの間には、プロゲステロンの分泌量が急激に増えます。
このホルモンはは妊娠・出産に向けて体内に栄養や水分を蓄えようとするため、代謝機能を低下させ、腸の働きも抑制します。

生理前におならが増える原因

しかし、生理前や生理中には「プロゲステロン(黄体ホルモン」という女性ホルモンの働きによっておならが増えてしまうのです。

腸内にたまったガスが肛門からでたものが「おなら」です。
食べ物を分解する時に発生したガスだけでなく、食事の時に食べ物と一緒に飲み込んだ空気など、おならは普通に生活しているだけで作られています。

生理前や生理中におならが増えるのはなぜ?

生理前や生理中のおならが臭いのはなぜ?

妊娠が成立しないとその後の妊娠・出産に備える必要が無いのでプロゲステロンの分泌量が急激に減少し生理が始まります。
プロゲステロンの分泌量が減少すると代謝が活発になり、腸が元気に動き始めます。
そうなると今まで腸内に溜まっていたベンヤガスが一気に排出されることになり、おならが増えてしまいます。

生理中におならが増える原因

便秘

腸内細菌の数は一定ではなく、食べ物や生活習慣によって変動します。
動物性蛋白質や脂質が多い食事に偏ったり、ストレスがかかったりすることで悪玉菌が増殖すると言われています。
悪玉菌が増殖すると次第に腸内が腐敗していき、有毒ガスが発生することでおならが臭くなるのです。

人間の腸内には数億個とも呼ばれる腸内細菌が住み着いています。
大腸内には100種類を超える細菌が棲んでおり、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の大きく3つに分けられます。
その中の一つ、悪玉菌は毒素はガスを発生させて腸の老化を招きます。

悪玉菌の影響

生理前にはプロゲステロンの影響で腸の活動が抑制されるので、便秘になりやすくなります。
便秘になると腸内環境が変化し、悪玉菌が増えたりガスの発酵が進んで悪臭を放つようになるのです。

生理前や生理中におならが増えてしまったり臭くなってしまったりするのは、ホルモンの働きによるものなので仕方ないとは言え、人目も気になりますしできるなら回数もニオイも減らしたいですよね?
そこで、次のようなポイントに気をつけてみて下さい。

生理前や生理中のおならの対策・解消法は?

また、おならが出そうな時に我慢してしまうことも影響しています。
おならを我慢すると腸の働きが鈍くなり、余計におならが溜まりやすくなるという悪循環に陥ります。

まとめ

・生理前には消化しやすいものを食べるようにする
・炭酸飲料は控える
・乳酸菌や食物繊維の豊富なものを食べる
・にんにくやにらなど匂いの強いものは避ける
・動物系タンパク質、脂肪の摂取を控える
・カテキンやトレハロースを含む、お茶・きのこ類を食べる
・ゆっくりと時間をかけて食事する

誠意r前や生理中のおならは対処するのが難しいものですが、もともと便秘気味の方は特におならが増えたり臭いが強くなったりしやすいです。
なので、普段からできるだけ便秘になりにくい生活習慣や食事を心がけるようにしましょう。
規則正しく健康的な生活を送ることで、少しずつ市営r前・生理中のおならの問題を解消していきましょう。

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