カモミールには「神経を鎮めてリラックス効果をあたえる薬草」と呼ばれ、心身ともにリラックスさせる効果があります。
催眠作用があり、赤ちゃんがぐずっている時や眠る前に飲ませるとよく眠ってくれます。
カモミールティーの効能と効果
カモミールには種類があります。
一般的にハーブとして取り入れているのは、優れた効能をもつ「ジャーマンカモミール(一年草)」と「ローマンカモミール(多年草)」の2つです。
性質は基本的に同じですが、ハーブティーにしたとき、ローマンカモミール(多年草)には少々苦味があります。
ですので、苦味の少ないジャーマンカモミール(一年草)のほうが主流です。
カモミールは、今から4000年以上も昔から薬草として使用されていた歴史、効果のある万能薬です。
「マザーリーフ(母の薬草)」とも呼ばれています。
「マザー(母)」の名前のとおり「母親のように優しい」効能をもっているのが特徴的ですね。
効き目が穏やかで、子どもが摂取するにも適しているそうです。
天然ハーブ「カモミール」
母乳育児のお母さんに飲んでほしいカモミールティー
赤ちゃんでも飲めるカモミールティーなら、さらに良いです。
なるべく他のものがブレンドされていない純粋なカモミールのものを選んでくださいね。
もし味が気に入らなくて飲みにくいようであれば、赤ちゃんにも安全なオリゴ糖などを少し足してあげるなどの工夫をしてあげましょう。
赤ちゃんに飲ませるときは、必ず離乳食を始めてからにしましょう。
それから大人用に作ったものを、薄くして飲ませてください。
赤ちゃんに飲ませるときは
しかも緑茶や紅茶と違ってノンカフェインなので安心です。
消化を促す働きにも優れていますので、赤ちゃんの便秘解消にも効果的です。
カモミールティーの注意点
赤ちゃんにカモミールの優しい成分が届くだけでなく、ママも育児のストレスや疲れを癒すことができるのでおススメな方法です。赤ちゃんが夜寝る前の授乳を与える少し前に飲んでみましょう。
カモミールティーは、母乳で育てている方には特に飲んでほしいものです。
カモミールティーを飲めば赤ちゃんにも母乳として届くことになります。
おっぱいしか飲まない赤ちゃん。でも結果的にはカモミールティーを飲んでいることになります。
カモミールティーには子宮を収縮させる作用があるので、妊娠初期のママは飲まないようにしましょう。
何かしらの医薬品と併用する場合は、必ず医師や薬剤師に相談してから飲みましょう。
いかがでしたか?
夜泣きをする赤ちゃんにはカモミールティーを飲ませるのがいい、という言葉はヨーロッパでは常識だそうですよ。
お子さんの夜泣きや寝ぐずりがひどい、ご自身の睡眠不足や育児のイライラに悩んでいる方はカモミールティーを試してみるのもいいですね!
中でも菊のアレルギーを持っている人!絶対に飲んではいけませんよ!
アナフィラキシーショックで死亡した例が報告されています。
本当にくれぐれも注意してくださいね!
ブタクサと同じキク科であるカモミール。
ブタクサ・ヨモギなどによる花粉症の症状がある人、菊のアレルギーを持っている人は注意が必要です。
アレルギーが発症する可能性があるので注意してください。