2016.06.29 Wed 更新

産後の腰痛が無くなった!!普段簡単にできる効果的な方法を5つ紹介。

産後の悩みとして多くの人を悩ませている「腰痛」。 腰痛は慢性化しやすく、痛みもずっと続くものです。 産後に現れる腰痛の原因は1つではありません。 数多くの要因が重なって引き起こされるものです。 今回は、「普段簡単にできる産後の腰痛対策」についてご紹介します!

出産による腰痛への影響

実は妊娠期からその原因はあります。
赤ちゃんを育てるために子宮が大きくなり、その時に「リラキシン」というホルモンが分泌されます。
リラキシンとは、関節を緩める作用を持つホルモンのことです。
妊娠すると分泌されて主に骨盤周辺の関節や靭帯、筋肉を緩めて広げていく大事なホルモンなのですが、靭帯や関節が緩むことにより骨盤全体が不安定になってしまいます。

妊娠による腰痛への影響

多くの人が悩む産後の「腰痛」。
複数の原因から腰痛は引き起こされています。
ひとつひとつしっかり把握して対処しましょう!

産後の腰痛が起こる原因

慢性的な睡眠不足も影響しています。
産後しばらくの間、お母さんは充分な睡眠を取ることができませんよね?
短時間の仮眠を繰り返すような状態では、成長ホルモンの分泌が減少してしまうのです。
何故、成長ホルモンが大事なのかというと、成長ホルモンは疲労を回復させたり傷ついた筋肉を修復したりする作用があります。

睡眠不足の影響

授乳の時、おむつを換える時、寝かしつける時…おかしな姿勢をとりがちです。
育児に必死なので、自分の体に負担がかかっていることに最初は気づきません。
ですが、疲労は確実に蓄積しています。
それに加えて、子育てのストレスが溜まり、自律神経が不安定になって血流が悪くなってしまい、腰痛を引き起こします。

育児ストレスの影響

陣痛が始まると、骨盤の靭帯や関節は最大に緩み、赤ちゃんが産道を通しやすくします。
一度開いた骨盤はすぐには閉じていきません。
不安定な骨盤の状態が続くからこそ、産後に腰痛が現れやすくなってしまいます。

同じ姿勢をとり続けない

おススメのケア方法5選

ですが、この成長ホルモンは、深い眠りに入っている間に分泌されるホルモンです。
短い睡眠時間では必要な量が分泌されず、身体の疲労だけが蓄積されていきます。
その結果、腰痛を引き起こしてしまうのです。

とにかく同じ姿勢(体位)をとり続けるのは危険です。
足を組む、自転車に乗る、女の子座りや同じ姿勢が長時間続くと、骨盤が安定しません。
骨盤が安定していないということは、歪んでいるということです。

これは腰痛にはもちろん、お尻の痛みや骨盤ケアにも効果的です。
骨盤ベルトは歪んだ骨盤を正常な位置に戻すので、痛みが楽になります。
腰回りの筋肉を支えてくれるので立った時の姿勢が楽になるので、家事や育児の時にも必要以上の負担がかかりません。
ですが、骨盤ベルトをつけ続けていると腰の筋力が低下する危険性があります。

骨盤ベルトをつける

骨盤がきちんと締まっていなければ、腰にチカラを入れられません。
骨盤に歪みがあれば、体のアンバランスにより腰を痛めることになります。
正しい姿勢で過ごすことは、腰の筋肉に悪影響を与えずにすみます。

軽い運動をする

骨盤ベルトに頼りすぎるのも問題なんですね。
色んな種類がありますが、それぞれつけ始める時期、サイズ、素材が違うので、実際見て決めましょう。

妊娠中は意外と全身の筋力が衰えてしまっています。
適度な運動は骨や筋肉を鍛え、肥満を防ぎ、体の血行を良くしてくれます。
腰痛にならない筋力を身につけるためには、適度な運動を取り入れるのが理想的です。
腰痛の予防や改善に役立つほか、ストレス解消にもつながりいいことだらけですね!
腰を伸ばすストレッチ等もして、腰まわりがコリ固まらないようにしてください。

身体を温める

少しの手間とお金がかかりますが、整体・マッサージに行ってプロにお任せするのもおススメです。
痛みをすぐどうにかしたいというのであれば、痛みの元になっている筋肉の緊張をほぐしてあげることが有効です。
産後の1ヵ月健診を受けた際に、整体やマッサージをうけても大丈夫か、主治医に相談してみてくださいね。

整体・マッサージに行く

身体を温めると、身体の血流がよくなります。
血流が悪いと腰痛が悪化してしまいます。
血流を良くするためにはまず身体を温めるましょう!
特に、腰回りは気をつけてください。
冷やさないように腹巻を使ったり、痛みの強い場所には使い捨てカイロを利用してみましょう。
育児中はむずかしいかもしれませんが、湯船にゆっくりつかるのが手っ取り早い方法ですね。

いかがでしたか?
産後の腰痛を引き起こす原因は、1つだけでありません。
複数の原因が重なって起こるので、それぞれに適した対処法をする必要があります。
腰痛は身体からの大切なメッセージでもあるので見過ごさないようにしてくださいね!

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