2016.08.13 Sat 更新

子どもの食べ物アレルギーについて。もしアレルギーだった場合の対処法。

よく聞く食べ物アレルギーという言葉。実際に自分がそうだったり、周りにそういう人がいないと、なかなか詳しくは知らないものですよね。そこで今回は、もし自分の子どもが食べ物アレルギーだった場合について、その対処法などをまとめてみましたので、参考になれば幸いです。

アレルギーのタイプ

これらがかゆみや炎症などを誘発する原因になっています。
その結果アレルギー反応が起こり、体に色んな症状が出てしまうのです。
これが食べ物アレルギーです。

基本的に私たちの体は、異物が入ると抗体をつくり、その異物を撃退する仕組みをもっています。
食べ物は異物ではないのですが、体が異物と判断し抗体を作ることがあります。その時に作られるのが、IgE(アイジーイー)という抗体です。
このIgEに食べ物の成分がくっつくことにより、さまざまな化学物質が発生してしまいます。

そもそも食べ物アレルギーの原因はなんなのでしょうか。
詳しくみていきましょう。

食べ物アレルギーの原因

ですが、それに気がつかずに離乳食に移ってしまうこはよくあります。
もしそれで発覚したり、気になる症状がある場合は、すぐに医師に相談しましょう。
年齢を重ねていけば、アトピー性皮膚炎と食物アレルギーとの関係はあまりなくなってきます。

主に顔や頭に湿疹ができます。
外用薬で治療しても、なかなかすぐには改善しません。
食べ物アレルギーの多くが、アトピー性皮膚炎と合併しています。

アトピー性皮膚炎

食べ物アレルギーにも色んなタイプや症状があります。
以下にまとめてみましたので、詳しくみていきましょう。

これはアレルギーと聞くと、1番想像する症状ではないでしょうか。
特定のものを食べると、咳や息がゼーゼーしたり、皮膚が赤くなったりします。
重症の場合は、全身にアナフィラキシーが起こり、血圧低下など深刻な状態へ陥りますので、注意が必要です。

即時型

主に粉ミルクで育てられた新生児に多いアレルギー反応です。
原因は粉ミルクの原料である牛乳へのアレルギー反応だと考えられています。
もちろん母乳だけでもアレルギー反応は起こる事はありますが、その場合はお母さんの食べた物に対する成分への反応だと思います。
症状としては、約9割が血便、嘔吐、下痢です。

新生児・乳児消化管アレルギー

基本的に原因となるものを食べて2〜3時間以内に症状が出始めます。
このアレルギーの至っては、乳児から大人まで、すべての年代で起こります。
ですが、5歳ごろまでに発症した場合は治る例が多いですが、それ以降に発症した場合、治ることはあまりないとされています。
反応を示す食べ物に多いのが、卵、甲殻類、小麦や乳製品が一般的です。

唇や口の中などが痛んだり、ヒリヒリしたりします。
花粉症にかかっている時に花粉に似た成分に触れた時に起こります。
例えば、果物や野菜(リンゴ、メロン、キウイ…)などです。
花粉が飛んでいる時期には悪化することもありますので、気をつけてください。

口腔アレルギー型

アレルギー症状が出た場合

アレルギーはないに越した事はありませんが、万が一自分の子どもがアレルギー持ちだった時にはしっかりとした対処が必要になってきますので、決して他人事ではありません。
しっかりとした知識を備えておいて損はありませんよ。

もし症状が出た場合は、症状の変化をしっかりと観察してください。
また食べたものを吐かせるなどの対処を行なってください。
その後、様子を見ても(最低でも1時間)まだ状態が改善しない場合は、医師に相談しましょう。
その際、症状をうまく伝えれるように進行具合をメモなどしておくと良いでしょう。

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