育児用ミルクは約生後9ヶ月頃まで。離乳食が始まったら、フォローアップミルクに切り替えて、3歳頃まであげるのがオーソドックスな流れですね。
しつこいようですが、各家庭で違いますので上記と違っても心配する必要はありませんよ。
育児用ミルクは母乳の代用品で、フォローアップミルクとは、牛乳の代用品と考えてよいでしょう。離乳食がきちんと食べれているならば、離乳食が栄養の主体となりますので、フォローアップミルクは飲料として栄養補給をするものとしてあげてください。これも各家庭、赤ちゃんの様子を見ながらで構いませんので、卒乳するまでずっとミルクのままでも大丈夫ですよ。
このフォローアップミルクは注意点として、3回の食事が落ち着いてからあげるようにしてください。
だいたい3歳頃までは飲ませた方がよいと言われています。牛乳は1歳から飲めますが、フォローアップミルクは牛乳よりも栄養が高いので、牛乳よりはオススメと言われています。
赤ちゃんの成長や、離乳食の進み具合を見ながら良いタイミングを見計らってください。
産まれてからミルクはずっと飲んでいると思いますが、生後5ヶ月頃から離乳食が始まると思います。
離乳食がきちんと食べれるようになってきたら、離乳症でしっかりと栄養が摂れますので、ミルクをあげる回数を少しずつ減らしていってもいいでしょう。そして生後9ヶ月頃からフォローアップミルクに変えていく家庭が多いようです。
育児のお悩みの一つに、ミルクはいつまであげたらいいの?と疑問に思うことがあると思います。
一概にこの時期になったらミルクをやめましょう、という決まりはありません。
ミルクはいつまであげたらいいのか
母乳の欠点を挙げるとするならば、母乳にはビタミンKが少なく、ビタミンK欠乏性出血症にかかりやすいという危険があります。
またお母さんは薬やお酒を飲めなくなり、赤ちゃんを預けるのが難しかったり外出先での授乳に気を使うなどといった難点もあります。
赤ちゃんの消化器官の働きは未熟ですが、母乳の栄養素は未熟な消化機能でもきちんと吸収できるようになっています。
お母さんは母乳をあげることで、乳がんになりにくくなりますし、無理なくダイエットしやすいといったメリットをに繋がります。
母乳は体の組織をつくり体を成長させるたんぱく質、活動するためのエネルギー源となる脂肪、脳や中枢神経の成長に必要な乳糖、さらにビタミン類や各種ミネラルなど、赤ちゃんが必要とする栄養をすべて含んでいて、それ以外にも赤ちゃんの成長促進や、身体の保全に欠かせない大切な物質が含まれています。
母乳とミルクの違い
母乳とミルクそれぞれ良い所、悪い所はあります、その時の状況やお母さんの状態に合った、ベストな育児方を選択してくださいね。
ですが育児用ミルクの場合だと、飲んだ量が明確に分かるのでだれでも授乳でき、母乳より腹もちがよいので、赤ちゃんがよく眠ってくれるという利点もありますし、母乳のようにお母さん自身の食事制限がなく、嗜好品でも嗜むことができ、病気の際に薬を飲むことも可能になります。
最近では様々な種類のミルクがありますので、必要な時期に必要な成分を赤ちゃんに与えられることは大きなメリットかもしれませんね。
育児用ミルクは先述しましたが、あくまで母乳の代用品ですので、母乳のような免疫物質が含まれておらず、赤ちゃんが細菌やウイルスなどに侵される危険性も少なからずあるようです。
また、授乳の度にミルクを作らなければならいのと、哺乳瓶や乳首の洗浄も入念に行なわなければならないので、結構大変な作業です。