女性ホルモンの影響
お腹の赤ちゃんを支えるために筋肉が緊張したり、周りの臓器を圧迫することで、ママは体力が消耗しやすい状態になっています。
何もしていないくても心臓や肺などに負担がかかっているのです。
消耗した体力を回復させるために身体が睡眠を欲すると言われています。
妊娠後期ではお腹が大きくなり、ママの負担が大きくなります。
臨月になると子宮の重さは約1キロにもなるそうです。
そこに赤ちゃんの重さも加わって、お腹の重さは約5キロほどになります。
体力の消耗
臨月の眠気の原因は?
妊娠・出産による環境や体調の変化によって強いストレスを感じていると、自律神経が乱れたり上手く睡眠できなくなったります。
また、赤ちゃんへの期待で眠れなくなってしまうママもいるようです。
ストレスや期待の影響
腹圧の影響で夜中のトイレの回数が増えたり、圧迫感によって眠りが浅くなってしまうことがあります。
また、臨月になると赤ちゃんの睡眠サイクルは20~30分となって、寝たり起きたりを繰り返すようになります。
胎動が激しいとママの睡眠が妨げられてしまうのです。
腹圧や胎動によって睡眠が浅くなる
臨月になると女性ホルモンであるエストロゲンの分泌が増えます。
エストロゲンは赤ちゃんの成長を促進させる効果がありますが、同時に眠りを抑制する効果があります。
眠りを抑制するなら眠くならないんじゃないの?と思うかもしれませんが、エストロゲンの影響で夜の寝付きが悪くなることが問題になります。
このため十分に睡眠がとれず、日中に眠くなってしまうことがあります。
臨月でお腹が重くなると動くのが億劫になりますが、妊婦でも適度な運動は必要です。
出産のためにもこの時期にできるだけ体力をつけておくことが大切です。
家事をしたり、マタニティ向けの体操やヨガ、ストレッチ、ウォーキングなど、自分にあったものを初めてみましょう。
適度な運動
臨月の眠気の対策、過ごし方
妊婦さんによいとされているスクワットもオススメです。
体を動かすことでリフレッシュできますよ。
ただし、いつ生まれてもおかしくない時期なので、遠出は避けましょう。
家の中で運動したり、外出するときは母子手帳と保険証を持ち、すぐ病院に行ける範囲にしておきましょう。
お昼寝
朝早く起きて朝日を浴びることは体内時計のリセットにかかせません。
早起きすると夜には自然と眠くなりますよ。
早寝早起き
ストレス解消
眠い時は短時間の昼寝をしてみるのも良いかもしれません。
趣味の活動をしてみたり、自分の好きなことをすることでストレスが発散されリラックスできます。
ハーブティーでリラックス
臨月に眠くなるのは赤ちゃんが成長している証拠で当たり前のことです。
誰でも起こる可能性がある体調の変化で、眠気の他にも胃痛や下痢、腰痛などの症状がでることがあります。
出産準備とも言われる症状なので悩む必要はありません。
出産してからは赤ちゃんの夜泣きで寝たくても寝られない状況になるので、出産まではゆっくりリラックスして過ごしましょう。
まとめ
ラズベリーリーフティーは「安産のお茶」とも呼ばれ、臨月のママに人気のハーブティーです。
ローズヒップティーやルイボスティーなどもおすすめ。
ハーブティーはノンカフェインですが、妊婦さんには制限があるので種類には注意してくださいね。