夜泣きの原因
こんな状態がずっと続くと、お母さんもへとへとになってしまいますよね…
しかし、生後6ヶ月頃から1歳にかけて段々と治まっていくのが一般的と言われています。
夜泣きに悩まされるのも少しの間だからと割りきってしまうのも大切なことかもしれません。
・寝付きはよかったのに夜中に急に泣き出す
・おむつやミルク、温度などを確認しても泣きやまない
・夜中に何度も起きてなく
・何日も続けて夜中に泣く
生後3ヶ月くらいから夜泣きが始まると言われ、6ヶ月~1歳までがもっとも多いと言われています。
しかし、中には一度も夜泣きをしない子もいますし、1歳半になるとほとんどの子が夜泣きをしなくなります。
夜泣きの見分け方は、以下のようになります。
夜泣きの見分け方
生活リズムの変化
体調不良や病気が原因で夜泣きをしている可能性もあります。
風邪や中耳炎等、おむつかぶれ、湿疹などの自分の体に現れた異常を伝えようとして泣いている場合もあるのです。
朝から夕方まで赤ちゃんが起きている時間帯に、機嫌や顔の表情をチェックするようにしましょう。
目に見える症状以外にも、ずっと機嫌が悪かったり、ぐずぐずしているようなら医師に相談してみましょう。
体調不良や病気
夜泣きを解消するために、そのはっきりとした原因がわかれば良いのですが、残念ながら明確な原因は解明されていません。
しかし、夜泣きそのものが赤ちゃんの健康に悪い影響を与える心配はありませんが、次のようなことで赤ちゃんがストレスを感じると夜泣きがましたしまうこともあるので、注意が必要です。
言葉を話せない赤ちゃんにとって、泣くばかりでどうして欲しいのかわからない時があります。
しかし、何かしてほしいことや不満があるから泣いて伝えようとしているので、その求めているものを理解して上げる必要があります。
いくつか夜泣きを収める方法をご紹介します。
夜泣き対策あれこれ
大人にとってはなんでもないようなことでも赤ちゃんにとっては大きな刺激になります。
天気が悪い、暑い、寒いなどの気候の変化などでも夜泣きが起こるようです。
また、普段とは違う場所へお散歩したり、来客が合ったりなどでも変化を感じる赤ちゃんもいます。
日中に感じたそういった環境の変化による刺激が赤ちゃんの興奮材料となって、夜中に泣いてしまうことがあるようです。
環境の変化
食事の時間がいつもと違う、昼寝が長すぎる、短すぎるなど、ちょっとしたことでも赤ちゃんにとっては刺激になります。
赤ちゃんにちょっとした環境の変化にも敏感に反応しストレスを感じやすいのです。
そのストレスを言葉で表すことができないので、夜泣きとして表れてしまいます。
できるだけ規則正しいリズムで生活することが大切です。
昼間にたくさん遊ぶ
毎日赤ちゃんの夜泣きが続いていると、お母さんも寝る時間がしっかりとれなくて、ついつい起きる時間が遅くなりがちです。
しかし、夜泣きを防止するためには赤ちゃんに昼夜の区別を教えてあげることがポイントとなります。
そのために規則正しく、早寝早起きすることで夜泣きが治まる子もいます。
早く起きて動き出すことが辛い時は、カーテンを開ける、布団から出てリビングに場所を移すなどでも効果はあります。
早寝早起き
昼間に赤ちゃんと一緒に沢山遊んであげると、夜には自然と眠くなって寝つきが良くなります。
昼間にしっかりと動くことで、赤ちゃんの生活リズムを整えるあげることで、夜は夜泣きせずに寝てくれることもあるようです。
スキンシップをとる
赤ちゃんはスキンシップをしてあげると安心します。しかし、それが十分でないと不安になって夜泣きをすることがあるようです。
特に夜は暗くなるので不安になりやいようです。
夜泣きをしたら抱っこしてあげてやさしく揺らしたり、添い寝してあげたり、マッサージや体をさすってあげるのも効果的です。
手を握ってあげるだけでも安心して治まる子もいるようです。
少し刺激を与えてあげることによって夜泣きが治まる子もいますので、別の部屋に抱っこして連れていったり、外の空気に当ててあげるなど、赤ちゃんを気分転換させてあげましょう。
寝かしつけるのが大変だから嫌だという人もいるかもしれませんが、思い切って起こしてしまって少し一緒に遊ぶと寝てしまうという子もいるようです。
気分転換させてあげる
赤ちゃんには音が効果的と言われていて、音楽を流したり、子守唄をうたったりすると治まる子もいるようです。
また赤ちゃんの耳元でやさしく話しかけてあげるのもいいようなので、「ねんねしようね」「しー」と話しかけてあげてみてください。
お母さんのお腹の中にいた時の心音に似せた音を流すようなアイテムも有りますので、取り入れてみても良いかもしれません。
音楽を流す、話しかける
寝る前に毎日決まったことを行うことで、このあとは寝るんだということを赤ちゃんに学習させてあげましょう。
温浴、絵本の読み聞かせ、子守唄など、お母さんの負担も少なく赤ちゃんがリラックスして眠りにつけるものがおすすめです。
続けていくうちにそれが赤ちゃんのルーティーンとなり、スムーズに寝付くことができるようになります。
眠る前の習慣付けをする
イライラは赤ちゃんに伝わります
お母さんも夜はシッカリと休みたいけど、夜泣きが始まると赤ちゃんをそのまま放って置くわけにはいきません。
思うように寝てくれない、自分も休みたいのに…などお母さんは徐々にイライラしてしまうかもしれません。
でも、赤ちゃんは大人が思っている以上に大人の様子を見ています。
お母さんがイライラしているのを感じてさらに落ち着かなくなり、夜泣きがもっとひどくなることもありますので、うまくストレスを発散してイライラが赤ちゃんに伝わらないようにしてみましょう。
オリジナル夜泣き対策
子供を育てるというのはなにごとも試行錯誤の連続です。
自分の赤ちゃんにはどんな方法がベストなのか色々と試してみてください。
いつも赤ちゃんを見ているお母さんだからこそ見つけられる、オリジナルの夜泣き対策が見つけてみましょう!
夜泣きは睡眠をサイクルを整える成長の証
先程もご紹介いたしましたが、夜泣きの原因は解明されていません。
しかし、色々きを配ってお世話をして、体調も悪く無いのに泣いてしまうのはなぜなんでしょうか?
それは、まだ眠りのサイクルが整っていないからです。
人間には本来睡眠のサイクルがありますが、赤ちゃんのうちはまだ、昼と夜の区別がなく寝る起きるを繰り返し、睡眠サイクルさえも発達段階です。
だんだんと昼間起きている時間が長くなり、昼夜の区別がついてくると睡眠のサイクルも整ってくるようです。
赤ちゃんも大人と同じで、自分が置きたいタイミングじゃないのに急に起きてしまうと機嫌が悪くなり、泣いてしまいます。
夜泣きは、赤ちゃんの成長過程で昼夜の区別をつけ、一日のサイクルを作り上げる上で欠かすことのできない行為と言えるのです。
赤ちゃんの成長の証と考えれば、少しだけ気も楽になってもうちょっと頑張ってみようかなと思えませんか?
夜泣きは赤ちゃんによってそれぞれです
夜泣きには、全ての子に有効な対策と言うものはありません。
赤ちゃんそれぞれ夜泣きの傾向があり、長時間泣き続ける子もいれば、ちょこちょこ起きて泣く子もいてその日によって違うこともあります。
いつも同じサイクルで寝かさないと夜泣きをしてしまう子や、刺激を与えることで治まる子もいて、十人十色その子の個性が出るのも夜泣きの特徴です。
赤ちゃんの夜泣きに悩まされていた先輩ママさんたちも、色々な方法を試行錯誤しながら、自分の子供にぴったりの夜泣き対策を見つけているようです。
夜泣きの傾向や間隔、赤ちゃんの様子をよく観察しながら自分の赤ちゃんに一番合う方法を探していきましょう。
どうしても手に負えない、疲れ果ててしまったなどという時には無理しすぎずに医師や保健所に相談してみましょう。