妊婦検診には妊娠経過が正常化どうかの確認や胎児に異常がないか、妊娠にリスクがないかどうかの早期の発見、分娩時期やその方法の決定などを行います。
定期的に受診することで異常を早期に発見できたり、事前に対処したりできます。
妊婦検診って何で必要なの?
里帰り出産を予定している場合には、帰省先の市区町村の母子保健担当にも連絡をとるようにしましょう。
地域によって母子保健サービスの内容が違うこともありますので、事前にしっかりと確認しておくのがオススメです。
まずは、住んでいる市区町村の窓口で妊娠の届け出を提出しましょう。
母子手帳や妊婦検診を受ける際に公費から補助を受ける事のできる受診票などが交付されます。
また、自治体の運営する母親学級、両親学級のお知らせや保健師による相談の案内などを受けることができます。
妊婦健診に必要な手続
体重の増加には目安があり、増えすぎ、増えなすぎだと指導を受けることがあります。
出産までの体重増加の目安は、痩せ気味の人で9〜12kg,、標準体型の場合は7〜12kg、肥満気味の人は5〜7kg程度だと言われています。
・体重測定
・血圧測定
・尿検査
妊婦検診の時に必ず行われる検査には次のようなものがあります。
妊婦検診で毎回することは?
また、妊娠中はママの体もどんどん変わってきますので、その中で生まれる疑問や不安を医師に相談しやすく、保健指導なども行なってくれます。
定期的に受信することで、出産までの期間のママと赤ちゃんを見守ってくれるのが妊婦検診です。
病院によっても変わりますが、妊婦検診の平均的な回数は14〜15回くらいです。
その間隔は妊娠の経過に合わせて変わってきます。
妊婦検診って何回受けるの?
あわせて行われるのが、おなかの中の赤ちゃんの様子を確認する超音波検査です。
検診の度に赤ちゃんの成長を確認できるのは、喜びが湧き上がってくる瞬間でもあり、出産が待ち遠しくなるものです。
その他にも、子宮底長、腹囲、浮腫などのチェックもあわせて行われ、これらは母子手帳の記入項目としてあります。
妊娠初期から予定日を決定するまでの間は1〜2週間ごとに検診を受け、その後妊娠23週までは4週間ごとに検診を受けます。
妊娠24〜35週になると、検診の回数が増え、2週間ごとになります。
その後36週になり臨月を迎えると、1週間毎に検診を受けるのが一般的です。
妊婦検診にはいくらくらいかかるの?
出産予定日を超過した場合、週2回検診を受けることもありますが、いつ生まれてもいい状態なので、おなかの張りや出血、痛みなどを感じた場合にはすぐに受診するようにしましょう。
補助券による女性を受けたとしても、5〜10万円程度の費用は必要になり、それに加えて受診票に記載のある項目以外の検査などを行った場合には自己負担になります。
妊婦検診には健康保険は適応されず、検診1回につき5千円〜1万5千円ほどかかります。
市区町村での手続をした際に補助券を受け取り、自治体や国で検診費用の助成を行ってくれますが、その回数や金額は自治体により異なりますので、住んでいる自治体へ確認しておくことをおすすめします。
いかがでしたか?
妊婦検診は赤ちゃんとママがどちらも健康的に妊娠時期を過ごし、無事に出産に向かうために必要なものです。
おなかの中の赤ちゃんの成長を感じられる機会でもありますし、不安や心配事が解消されることもあります。
元気な赤ちゃんに出会うためにも、検診をしっかりと受けて準備をしてくださいね。