2016.10.02 Sun 更新

卵管造影検査ってどんなもの?妊娠しやすくなるってほんと?!

女性の不妊治療の際、必須ともいわれる卵管造影検査というものがあります。名前は聞いたことがある方が多いと思いますが、具体的にはどのような検査なのでしょうか? また、卵管造影検査には、検査だけではなく治療の側面もあると言われています。今回は卵管造影検査の検査方法や費用、気になるポイントなどを調べてみました。

卵管造影検査の方法・時間

このような子宮の異常を調べるため、不妊症の検査ではほとんどのケースで卵管造影検査が行われます。

両方の卵管が閉塞していれば、自然妊娠はもちろん、人工授精を行っても妊娠は期待できないと言われています。
また、子宮の中に壁ができて2分される双角子宮と呼ばれる状態の子宮でも、その程度によりますが、妊娠が困難な場合もあります。

卵管造影検査は、卵管の通過性を調べて、卵管閉塞が起きていないかを調べる検査です。
女性の体の中では、月に一度のペースで排卵が起こります。
その際に排卵された卵子が子宮に向かう通り道を卵管といいます。
卵管に詰まりや癒着、ポリープなどがあると、受精卵が子宮に到着できず着床を妨げてしまい、不妊症の原因となってしまいます。

卵管造影検査とは

卵管造影検査の費用

卵管造影検査では、造影剤が卵管を通ることによって軽度の詰まりなどが解消され、妊娠する確率が高まるといわれています。
卵管造影検査の6ヶ月、特に最初の3ヶ月間は妊娠しやすくなるといわれています。
軽度の不妊症の治療目的で卵管造影検査を行う病院もありますが、あくまでも検査なので、きちんと不妊の原因を解明し、それにあわせた治療が大切です。

卵管造影検査をすると妊娠しやすくなる?

造影剤を注入した直後と24時間後の2回、レントゲン撮影を行うことが一般的で、最初の検査時間は30分〜1時間程度、翌日に最終的な状態を見るために再度撮影を行いますが、それほど時間はかかりません。
撮影回数などの検査方法は婦人科によって異なるので、詳しくは事前に問い合わせてください。

通常のレントゲンに子宮は写りません。卵管造影検査では、子宮に造影剤を注入して、その広がり方をレントゲンで見ることで、卵管がきちんと通っているのか、子宮に奇形や腫瘍などがないかなどを調べることができます。
一般的な流れとしては、まず検査準備で子宮内にバルーンカテーテルを入れて膨らませ、その後、特殊な器具を使って、子宮口から造影剤を注入します。
そして造影剤が子宮内で広がる様子をレントゲン写真で確認します。

卵管閉塞・卵管周囲癒着

卵管造影検査でわかる病気

卵管造影検査の費用は、病院によって検査費用に違いがあります。
1回あたりの検査で5000円〜15,000円くらいにおさまることがほとんどだそうです。
自治体で助成金を出しているケースが多いので、検査を受ける前にお住まいの市区町村の役所に問い合わせてください。

卵管閉塞は子宮卵管造影検査で診断できますが、閉塞原因が感染症や子宮内膜症である場合は、卵管周囲癒着も併発している可能性が高いとされ、腹腔鏡検査で検査します。
卵管周囲癒着は、卵管造影検査では見過ごされるケースが多くあります。
卵管造影検査で問題ないとされたケースで15%ほどの夫婦が1年以内に妊娠できず、そのうち半数程度が卵管周囲癒着ではないかと指摘されています。

子宮奇形

排卵時に卵子を取り込む部分を卵管采といいます。
クラミジアや淋菌などの性感染症や、骨盤内の手術、子宮内膜症などによって卵管采に膿がたまり、水状になったものが卵管を膨らませてしまう症状を卵管留水腫といいます。

卵管留水腫

子宮筋腫

子宮が通常とは異なる形になっていることを指します

子宮の筋肉の一部が増殖してしまい発生する良性の腫瘍です。
良性とはいえ、放置すると大きくなり妊娠への影響が見られることがあります。

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