洗い方のポイント
ちなみに、梅雨の時期や夏場は食中毒が発生しやすい時期です。
生後3ヶ月以降でも極力消毒をしたほうが安心ですよ。
そのため、消毒する期間は人によって変わります。
1ヶ月でやめたという人もいれば、1歳になるまでやっているという人もいます。
免疫力が無くなってしまうと、細菌やウイルスに感染しやすくなるので、哺乳瓶の消毒は生後3ヶ月を過ぎる頃までしっかりと行ってくださいね。
生まれたばかりの赤ちゃんは、胎盤からもらっているママの免疫力を持っています。
ですが、その免疫力はすぐに低下していきます。
免疫力が低いときは、ちょっとした細菌にでもすぐに感染しやすいです。
赤ちゃんが使うものへの配慮が大切です。
いつまで消毒したらいい?
後から消毒するから水洗いで大丈夫!と、思っていませんか?
水洗いだけでは唾液やミルクの脂肪分が残ってしまい、大変不衛生です。
また、夏場の時期は水洗いのままだと食中毒の危険性もあります。
しっかりと洗剤やスポンジを使って、汚れを落としてから消毒するようにしてくださいね。
水洗いに気をつける
哺乳瓶の底部分や乳首に残ったミルクの残りカスは、菌が最も好む環境なので、哺乳瓶を洗う際にはしっかりと洗い流すことが大切です。
普段の食器洗いで使うスポンジで洗うことが出来ます。
ですが、細長い哺乳瓶だとなかなか底まで届かず洗えないこともあるので、注意してくださいね。
しっかり洗い流す
皆さんは、哺乳瓶をちゃんと洗えていますか?
洗い方のポイントを抑えていなければ、赤ちゃんの身体が危険な状態になることも…。
洗い方のポイントは以下の通りです。
消毒方法
残りカスをしっかりと除去することと、洗剤をしっかり洗い流すことさえ守れば、普通の食器用洗剤でも問題はありません。
最初は食器用洗剤で洗うのは抵抗があるという人は、哺乳瓶専用の洗剤を使うようにしましょう。
洗剤は?
哺乳瓶を消毒する方法には、主に3つあります。
方法は以下の通りです。
この消毒方法のデメリットは、「乳首は熱に弱い為、劣化が早くなる」「火傷の危険がある」という2点です。
昔からよくされている方法です、清潔な鍋に水を沸騰させ、その中に哺乳瓶を入れて消毒します。
乳首は約3分ほど、哺乳瓶は10分ほどしてから取り出してください。
取り出すときは、専用の哺乳瓶はさみや綺麗な菜ばしなどを利用して取り出してください。
火傷には注意してくださいね。
煮沸消毒
専用の容器に哺乳瓶や規定量の水などを入れて、電子レンジで温めスチーム消毒する方法です。
電子レンジから取り出したら、中に入っている規定量の水を捨て、使用するまでそのまま保管します。
そのままの容器で保管もできるので衛生的で、短時間でできます。
電子レンジで消毒
この消毒方法のデメリットは、「乳首は熱に弱い為、劣化が早くなる」「専用の容器が必要になる」「火傷の危険がある」という3点です。
薬液消毒
いかがでしたか?
免疫力の低い赤ちゃんの使うものに消毒は必要な行為です。
哺乳瓶は毎日使う物ですから、ちゃんと消毒しましょうね!
この消毒方法のデメリットは、「消毒薬の補充など経済的には負担がかかること」「1時間以上待たなくてはいけない」「塩素系のにおいが気になる」という3点です。
塩素が使われているということもあり、心配になるかもしれませんが、ミルクと反応して微量な塩分になるように作られています。全く影響はありませんよ。
専用のケースに薬液やタブレットと水を入れ消毒液を作ります。
その消毒液の中に、哺乳瓶などをつけ1時間以上置きます。哺乳瓶を使うときに取り出し、洗わずにそのまま使用します。
消毒薬は、だいたい24時間経つと効果が薄れてきます。24時間目安で交換するようにしてくださいね。