・生後6ヶ月頃:手を使いながら少しの間体を支えていられる
・生後7ヶ月頃:赤ちゃんの腰が安定し、背中を丸めずに体を支えていられる
・生後8ヶ月頃:両手を遊ばせていても、体が安定して座っていられる
お座りまでの過程
なんでもそうですが、お座りをする時期にも個人差があり、成長段階で赤ちゃん自身が自然とお座りの体勢を作っていきます。
お座りするまでもいくつか段階があり、最初は背中を丸めて前かがみになり、両手を床についてどうにか座っているような状態から始まり、そして最後に徐々に背中が伸び始めて、安定していきます。
赤ちゃんのお座りができるようになる時期は、平均的に生後6~7ヶ月くらいです。
この頃はまだ、少し不安定な部分もありますが、生後8~9ヶ月くらいまでにはしっかりとバランスよく大抵の子が、お座りができるようになります。
お座りができる時期
練習は必要なの?
決して、目を離さないようにしてください。お座りは、体の神経や筋肉、背骨が発達していくと自然にできてきますので、焦る必要はありません。
なかなか、お座りができたかと思ったらすぐにつかまり立ち、みたいな教科書通りの成長はないものです。
腰がまだしっかり据わっていない状態でお座りをすると、バランスがうまくとれずに、すぐに倒れてしまったりします。
腰すわり前に赤ちゃんをお座りさせるときは、気分転換に短時間だけにしましょう。
その間は、両親のどちらかはちゃんと赤ちゃんも見ていてくださいね。
腰すわり前は良くない?
始めのうちはバランスがとれず、後ろに転がってしまったり、横に倒れたりしてしまうことも多いのです。
ですので、お座りをしそうな時期になったら、赤ちゃんの周囲に危ないものがないかしっかりと確認しておきましょう。
特にローテーブルや家具の角にカバーを付けてあげて、頭を打たないようにしてあげてください。
後ろから赤ちゃんの両脇を支え、お尻を床につけてお座りの姿勢をとります。
最初は体が前かがみになって倒れてしまうので、赤ちゃんが苦しくならないようにしっかりとサポートしてあげてください。
この時、体に負担をかけないように注意してください。
まだ必要な神経や筋肉がまだ整ってないという場合もありますので、出来れば生後6ヶ月以降が望ましいです。
練習方法
結論から言うと、練習させなくて大丈夫です。
毎月体重や身長は着実に成長していますので、無理に練習する必要はありません。
とは言っても、どうしても気になる!って方は、赤ちゃんが嫌がらず、無理強いをしない範囲で練習してみるといいでしょう。
まとめ
子供の成長はなんでもそうですが、個人差がありますので、お座りの開始時期が遅れているからといって、焦る必要はありません。
他の子と数ヶ月の違いがあったからといって、その後の成長スピードを左右するなんてことはないですし、かえって無理に練習させたりする方が、その後の成長に悪影響を与えることもあります。
ですので、ちゃん自身の体の発達をきちんと見極めて、準備が整っていると感じたら少しずつ練習させたい方は始めると良いでしょう。