2017.02.17 Fri 更新

睡眠不足だと妊娠しにくくなる?妊活のためにも睡眠不足を解消しよう

生き物にとって欠かせないものの一つである「睡眠」ですが、実は質の良い睡眠を摂ることは妊活の一環としても大切なんです。 そこで、今回は妊娠しやすい体づくりのための質の良い睡眠や、最適な睡眠時間、寝る時間帯などについてまとめてご紹介いたします。

ノンレム睡眠の時には成長ホルモンが分泌されます。
この成長ホルモンは他のホルモンを調整する働きがあり、妊活に欠かせない女性ホルモンの分泌にも影響を与えます。
この成長ホルモンの働きから、妊娠しやすい身体作りを助けてくれるので、妊活中は睡眠時間をしっかり摂ったほうが良いと言われるのです。

睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の2種類があることは知っている方も多いかと思います。
レム睡眠の時には、身体は休んでいる状態でも脳が活発に動いています。
ノンレム睡眠の時には、身体も脳も休んでいて、いわゆる深く眠っている状態です。
眠る時にはまずノンレム睡眠に入り、そこから90分程のサイクルでレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していきます。

成長ホルモン

妊娠しやすい身体作りのために、規則正しい生活を心がけている方も多くいるかと思います。
睡眠時間をしっかりとるように指導された方もいるかもしれませんが、妊娠しやすい身体に睡眠はどのように関わってくるのでしょうか?

妊活に睡眠が関係ある?

また、どのくらいの時間眠るかだけでなく寝る時間帯も大切です。
22時〜2時のあいだは、最も活発に成長ホルモンが分泌されると考えられており、睡眠のゴールデンタイムと言われています。
このゴールデンタイムを含めて、毎日規則正しい時間に就寝することで、しっかりと睡眠時間を確保できるようになるのではないでしょうか?

人間が身体をいい状態に保つためには、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルである90分の倍数で睡眠を摂ったほうが良いと言われています。
そうすることでスムーズに目覚めることができますし、眠くて起きられないということが少なくなるんです。
どのくらいの睡眠を摂れば良いのかは個人差もありますが、90分の倍数である4時間半、6時間、7時間半の中から自分にあった睡眠時間で眠るようにしましょう。

妊活中にはどのくらい睡眠を摂ればいいの?時間帯は?

妊娠にいい影響を与えるのは成長ホルモンだけでなく、睡眠ホルモンも関係していると言われています。
睡眠ホルモンは眠気を起こすだけでなく、体内の活性酸素を抑える働きがあります。
活性酸素は卵子を攻撃して老化を進めると言われているので、卵子の老化を防ぎながらせいじゅくさせるためにも、活性酸素を抑える睡眠ホルモンを十分に分泌させるのが大切なのです。

睡眠ホルモン

早めの夕食

睡眠の質を上げるためには、身体を活発に動かす「交感神経」から身体を落ち着かせてリラッk数差焦る「副交感神経」にスムーズに切り替えることが大切です。
スムーズに副交感神経を優位にするためには、いくつか注意することがあります。

睡眠の質を上げるためには?

食後は消化器官が活発に動くので、寝る直前の食事は睡眠が浅くなる原因になります。
夕食は最低でも寝る2時間前までには済ませておきましょう。

アルコールを控える

入浴はリラックスできるものだと考えている方も多いかと思いますが、熱いお湯で入浴すると交感神経を刺激して興奮を高め眠りを妨げます。
寝る1時間以上前にはお風呂に入る用にしましょう。
ゆっくりと温めのお湯に浸かる半身浴は、副交感神経を優位にしてくれるので、入浴の際にはできるだけぬるめのお湯にゆっくり浸かるようにしましょう。

早めの入浴

まとめ

眠れないからといって寝酒を飲むと、寝付きは良くなりますが眠りが浅くなり逆効果です。
お酒を飲むときにも控えめにして、寝る直前まで飲むのはやめましょう。

妊活以外でも、室の良い睡眠を摂るのは健康的な生活には欠かせません。
コレをきっかけに自分の睡眠を見直して、規則正しい生活を送るようにしましょう。
妊娠しやすいカラダを作って、授かるためにもストレス無く続けていくのがオススメです。

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