2017.03.03 Fri 更新

いよいよ出産!おしるしから出産まで身体はどのように変化する?

妊娠期間も36週をこえるといよいよ臨月です。この時期になると気になるのは出産のこと。 初めての妊娠だとどのようにお産が進むのかわからなくて不安になりますよね。 そこで今回は一般的なおしるしから出産までの流れと、その期間に起こる身体の変化についてご紹介いたします。

出産がどのような形で始まるかには個人差がありますが、「おしるし」「破水」「陣痛」のいずれかがやってきます。
陣痛や破水はすぐに出産に繋がりますが、おしるしから始まった場合、赤ちゃんを包んでいる卵膜が動き出しているサインですので、すぐに出産につながらず数日以内に破水や陣痛が起こる可能性が瀧と言えます。

おしるしがあったらすぐに出産になるの?

また、赤ちゃんを包んでいる「卵膜」という袋が剥がれることで出血が起こり、その血液が混ざると赤い色のおしるしになります。
おしるしがあると出産が近づいている証拠で、間もなく陣痛が起こると言われています.

出産が近くなると、子宮口が徐々に開き始めて子宮が収縮し始め「粘液栓」という子宮口に蓋をしていたものが剥がれ落ちます。
この粘液栓と子宮頸管から分泌される粘液が混ざって出てきたものが「おしるし」です。

おしるしってなに?

出産はどのように進むの?

破水の場合は、破水が起こってから時間が経つと感染症などの危険性もあるのですぐに産婦人科連絡をして、入院のために病院へ向かいましょう。
ちょろちょろとした破水の場合には尿もれと見分けがつきにくいこともありますので、様子がいつもと違うと思ったら迷わず医師に相談してください。

お産の進み方は個人差が大きく、おしるしがなく急に陣痛や破水が起こって出産が始まることもあります。
陣痛には前駆陣痛と本陣痛があり、前駆陣痛の場合には出産に繋がらずそのまま治まってしまうこともありますが、出産が近い証拠です。

出産はおしるしから始まる?

おしるしから出産までの期間は個人差が大きく、だいたい3日以内にはお産が始まることが多いようですが、1週間以上かかることもありますので、あせらずそのときに備えておきましょう。

この分娩第一期はその中でも準備期、進行期、極期に分けられます。

分娩第一期

出産は大きく分けると分娩第一期、分娩第二期、分娩第三期の3つに分けられます。
全体を通して、初産婦で12〜16時間程度かかると言われていますので、長い時間かかることを頭においてできるだけ焦らずにリラックスして臨みましょう。

【準備期】
準備機は陣痛間隔が5〜10分間隔で起こり、子宮口が0〜3センチ程度開いている状態です。
規則的に陣痛はやってきますがまだ余裕があり、生理痛や下痢のときのような痛みを感じると言われています。
陣痛の合間には食事を摂ることも可能ですし、破水していなければシャワーをあびることも出来ます。

分娩第二期

【極期】

陣痛の間隔はさらに短くなり2〜3分間隔になり、子宮口も8〜10センチ開きます。
この頃になると強い痛みを感じていきみたい感じが出てキアスが、もう少し我慢です。
いきみを逃すのは難しいですが、大きく呼吸をしながら力が入らないようにリラックスしましょう。
お尻をテニスボールなどでで押すと楽になるという方も多くいます。

【進行期】
進行期になると陣痛の間隔は3〜5分間隔になり、子宮口も4〜7センチ程度開きます。
どんどん陣痛の痛みも強くなってきまうが、出産まではまだもう少しかかります。
できるだけ楽な姿勢になり、腰や背中、おなかなどの痛いところを暖めたりさすったりして痛みを逃しましょう。

出産後には、ママと赤ちゃんを繋いでいるへその緒を切り、赤ちゃんをキレイにする処置が行われます。
病院によってはこの時にママの胸の上に赤ちゃんを抱かせ、カンガルーケアを行います。

陣痛は1〜2分間隔になり、子宮口は全開の状態です。
この頃痛みは最大になり、分娩室に移動したりお産の準備を進めます。
準備ができたら医師や助産師の指示に従いながら、強い痛みに合わせていきみます。
何度かいきんんでいると段々と赤ちゃんが下がってきて、外に出てきます。

分娩第三期

赤ちゃんが誕生すると陣痛も無くなりますが、その後、胎盤が剥がれて出てくる時に再び陣痛の様な痛みを感じることがあります。
胎盤が出てくるまでの時間には個人差がありますが、早い人なら出産から5分程度、遅い人でも出産後15分程度だと言われています。
その後、止血や会陰切開の傷の縫合、外因深夜子宮底の状態、血圧などのチェックを行いながら、しばらく分娩室で休みます。

初めての出産はわからないことも多く、不安に感じるかと思います。
しかし、もうすぐ出産になるというサインは身体が出してくれていますので、しっかりと感じ取っておきましょう。
臨月になったらいつ出産になってもおかしくはありませんので、いざという時に焦らないように事前に入院準備を整えておきましょう。
かわいい赤ちゃんに出会える日のために、リラックスして妊娠期間を過ごしてくださいね。

まとめ

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