サーバー本体に細菌が繁殖してしまう原因は、主に3つあると考えられているようです。
なぜウォーターサーバーの水は細菌が多い場合があるのか、その原因は水にはなく、サーバー本体にあるようです。
水そのものに関しては各社ともこだわっていますし、品質調査の結果を公表していることろや、常温でも6ヶ月保存できることからも、水自体に問題はないようです。
水道水よりも細菌が多く、水質が悪いなら、ウォーターサーバーを利用する意味がなくなりますよね。
もちろん、実際に身体に影響が出るレベルではありませんが、衛生管理の対策は必要です。
ウォーターサーバーは水道水などと比べると衛生的にキレイで安心というイメージがあるかもしれません。
しかし、麻布大学でのウォーターサーバーの水質調査では、140の検体の水の細菌について調べたところ、全体の約3割が水道水の水質基準における一般細菌の基準値を上回ったという結果がでているようです。
実はウォーターサーバーの水は汚れがたまっている!?
また、サーバー内に空気が混入しにくいように構造を考えられて作っているところもあります。
給水時に空気を取り込まずに、ボトル自体が縮むタイプのサーバーです。
例として、コスモウォーターは柔らかいボトルで水が減るとボトルも縮み、空気を取り込まないことで衛生面から見ても安心ですし、お水そのものも新鮮な状態でキープできますよ。
このような理由から、ウォーターサーバーを選ぶ際には、サーバー内部をクリーニングする機能がついているところを選ぶことが大切になってきます。
例えばフレシャスのサイフォンなどは、セルフクリーン機能が組み込まれていて、温水をサーバー全体で循環させることで内部をキレイな状態に保ってくれます。
サイフォンだけでなく、このような機能のついたサーバーは多数あるので、各社の細菌対策がされているサーバーを基準の一つとして考えると良いでしょう。
ウォーターサーバーを選ぶ時に
このような理由でサーバー本体が汚れてしまうことがあるようです。
注ぎ口に関しては日頃からこまめに掃除することで防げるでしょうが、サーバー内部の掃除などは家庭でできるものではありませんよね。
・サーバーの注ぎ口は常に外気にさらされていてバイオフィルムという細菌やカビの温床になりやすい。
・ボトル交換時に外気と一緖に細菌がサーバー内部に入りこんでしまう
・サーバー内部の掃除ができない
また、子供が誤ってお湯を出して火傷するのを防ぐ為にチャイルドロックがかかっているかどうかはしっかり確認しておきたいですよね。
最近では、足元で水を交換できるようなサーバーや、7リットルの軽量パックを用意している会社も登場しているようなので、実際に長い期間使う上で苦労がないように考えた上でウォーターサーバーを選ぶようにしたいですね。
一般的なウォーターサーバーは、重い12リットルのボトルを上まで持ち上げなければいけませんよね。
妊婦だったり、小さな赤ちゃんがいる家庭ではこの交換作業に苦労しているママも多いようです。