いつでも陣痛が来てもおかしくないことを把握しておきましょう。
そして、陣痛の始まり方は人それぞれです。
もし不安になったりわからないことがあったら、すぐに産科に相談してくださいね。
また陣痛から分娩まで平均で12~16時間程かかるといわれています。
ですが、この陣痛も個人差があるものです。
それよりも短い時間で出産になった人もいますし、1日以上陣痛を耐えてやっと出産した人もいます。
陣痛の始まり方は個人差があります。
「おしるし」「前駆陣痛」「破水」等の陣痛の前に出産が始まるサインがあることもあります。
何もないまま陣痛が始まってから出産が始まる人もいます。
陣痛の始まり方は人それぞれ
出産経験がなく、初産だと産気づくタイミングが分からないですよね。
急に産気づいてしまった時、びっくりしてパニックになることも…。
今回は「急に陣痛が始まったときの対応」についてご紹介します!
まずは落ち着いて症状を把握することが大切です。
慌てて足を滑らして転倒してしまったりしたら大変です。
急に陣痛が始まった、そんな時こそ気持ちを落ち着かせましょう。
「落ち着くこと」、それが母体と子供を守るために大切なことです。
気持ちを落ち着かせましょう
陣痛が始まっても、慌てずに対処できる方法をご紹介します。
陣痛が始まったら…
動けるようであれば軽く運動する
陣痛の間隔が10分(経産婦は15~20分程度)間隔になったら病院に連絡をしてください。
電話の際、記録しておいた陣痛の間隔や痛み等をしっかりと伝えましょう。
何かしら病院から指示をもらうので、指示に従ってくださいね。
最近は陣痛アプリ等がでてきました。
陣痛の記録をとるのに便利なアプリもあり、アプリ等を利用する妊娠ママも多いようです。
まずは必ず痛みが来た時間と、痛みが続いていた時間を必ず記録しましょう。
はじめはちょっとお腹を下したかな?程度の痛みしか感じず、陣痛なのかどうか分からないことが多いです。
分からなくても、とにかくお腹や腰等に痛みを感じたら記録しましょう。
陣痛の間隔を記録する
陣痛が始まっても、最初の頃はけっこう動ける人が多いです。
陣痛の間隔がまだまだ長いのなら、子宮口を開くためにも歩いたり、掃除や洗濯等の家事をして、体を動かしておきましょう。
激しく飛び跳ねたり遠くへ出かける、走ったりはNGですが、適度な軽い運動はお産を進めてくれます。
食事はしっかりととっておく
陣痛はいつ本格的に痛くなるかまったくわかりません!
破水したと同時に陣痛がひどくなるケースだってあります。
陣痛がまだまだ落ち着いているうちに入院準備の最終確認をしましょう。
また、病院までの交通手段や、病院の連絡先なども確認しておくのもおススメです。
入院準備の最終確認をしておく
トイレに行っておく
陣痛が本格的になってくると、痛みの間隔が狭くなり、食事処ではなくなってくる女性がほとんどです。
ですが、陣痛から出産まで平均して12~16時間程かかります。
しっかりと食事をとっておかないと、いざ本番の分娩時に体力が続かなくなってしまいます。
食べることができるうちに食べましょう。
陣痛が本格化してくると嘔吐してしまう妊婦さんも多いので、消化のよいものを食べてくださいね。
お腹の中に尿や便が溜まっていると、子宮の収縮を妨げてしまうことも…。
陣痛が本格化してからトイレに行くのはとても大変ですので、陣痛が穏やかなうちにトイレに行っておきましょう。
陣痛タクシー
陣痛の間隔が急に短くなり、2分以上痛みが続いたりする場合や、吐き気がおさまらない場合は過強陣痛の可能性があります。このような陣痛の症状が見られる場合も、すぐに病院に行きましょう。
陣痛の前におしるしや破水がある人もいれば、おしるしや破水が先にある人もいます。
破水した場合は必ずすぐに病院に連絡し、病院に行きましょう。
また、おしるしではなく、鮮やかな出血等がある場合も、すぐに病院に行きましょう。
注意しないといけない症状
陣痛タクシーとは、主に陣痛の時に優先して配車してくれるタクシーのサービスのことです。
普通のタクシー送迎との違いは、事前にタクシー会社に出産予定日や出産する病院を登録しないといけません。
急にお産が始まってしまった際に、電話1本ですぐに迎えに来てくれます。
そして病院に送ってくれるというシステムです。
普通のタクシーと全く同じ料金体系で、お産のために車のシートが汚れてしまってもクリーニング代が必要なく、24時間対応で深夜や早朝でもすぐ迎えに来てくれます。
事前に病院の名前を伝えているので、陣痛で話せない状態になっていても大丈夫です。
いかがでしたか?
急に始まってしまたらパニックになってしまいますよね…
そんなときだからこそ、落ち着いて過ごしてくださいね!